直腸がん マーガレットのスローライフ

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悪性リンパ腫


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2005年、CT造影検査結果。
検査報告書から
両側の腋窩に1-2cmのリンパ節腫大が認められます。
S7に小cyst(+)

診断、治療方針決定の為、左腋窩リンパ節生検をする事になる。

染色体検査 
結果  染色体異常は認められませんでした。(正常女性核型)
異常なしというといいのかな?と思うけど、
調べてみると
腫瘍細胞の染色体数が正常数にちかいもの(異常なし)は、
予後が悪い事がわかっているらしい・・・。

なので、異常なしは良い結果ではないみたいだ。。。

遺伝子検査  (白血病遺伝子解析)
B細胞由来であれば免疫グロブリン遺伝子の再構成
T細胞性であればT細胞レセプター遺伝子の再構成を生じる
多くの場合は癌組織である事を示唆する。

この検査によって、
細胞起源、リンパ球の分化過程や増殖性を解析できる

検査結果
IG(H)JH(サザン)免疫グロブリンH鎖JH再構成
検査方法(サザンブロットハイブリダイゼーション)
遺伝子再構成と認めました

TCR Cβ1(サザン)T細胞レセプターβ鎖Cβ1再構成
検査方法 (サザンブロットハイブリダイゼーション)
遺伝子再構成と認めました

2つの検査で両方とも遺伝子再構成と認められることはないらしく、
どちらかの判定が?のよう・・・。
とにかく腫瘍の反応が出ているのは確かだそう・・・。

今度は、FDG-PET検査で調べる事になった。
悪性リンパ腫はFDGが強く集積する典型的な疾患であるので、
微小な病変も検出可能らしい・・・。

PET(陽電子放射断層装置)
特殊な放射線(陽電子)を放出する元素を含む物質を
体内に投与する事によって、
血流、酸素代謝、糖代謝など組織の働きを測定する事が可能。
細胞の働いている様子を画像化できる。

FDG(フルオロ・デオキシ・グルコース)
ブドウ糖の類似物質

検査結果
左腋窩に限局性のFDG集積亢進を認めます。~~~
炎症でも矛盾しないものの、リンパ節転移を否定しえません。
右腹壁に中等度のFDG集積亢進を認めます。~~~
また、皮下脂肪識にも濃度上昇を認め、
なんらかの炎症への集積の可能性がありますが、腹壁転移を否定し得ません。
厳重に経過観察してください。

いろいろな検査結果を見ると、
遺伝子検査ー悪性の判定
CTの検査 ーmalig.lynphoma(悪性)判定
PETの検査ー転移を否定できないの判定
生検の検査ー悪性とも良性ともどちらともいえない 

悪性リンパ腫なのだろうけど、
生検の病理結果が判断基準では優先なので、経過観察することになる。
楽観できない状態であると言われる。

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