直腸がん マーガレットのスローライフ

直腸がん マーガレットのスローライフ

わたし流、ゲルソン療法



 <注> これは、私の体験談です。
2004年頃に書いた記事です。
現在、私は普通の食事をしております。

がん治療、代替療法のみは危険です。

 補完代替医療を始める前に
  ↑ 四国がんセンターのホームページより抜粋。

手術などで完全に治るがんも、
治療の時期を逸すれば治らなくなります。
あくまでも、民間療法は、
手術などの治療を補完するものです。
主役は手術などの現代西洋医療であり、
補完代替医療はあくまでも脇役です。


自然治癒力を最高度に発揮させる栄養学(食事)

ゲルソン療法   
ドイツの医学博士、マックス・ゲルソンが、
1930年に開発した治療法
ガンを全身の栄養障害、代謝障害ととらえ、
栄養療法、食事療法で治療する方法。

食材や調味料が厳しく制限されている
厳格な食事療法は
最低2~3年続けなくてはいけない。

この療法の特徴 
油脂類、動物性脂肪を控え、
大量の野菜を摂取する。
玄米菜食中心
ビタミンB群に富む未精白の穀物を摂り、
細胞質内のカリウム維持の為、塩分を控える

2004年6月から
私流のゲルソン療法開始!!(*^。^*)

とにかく何かしないと、未知なる異物が、
ただ大きくなるのを待つのは嫌なので、
やれる事はやってみようと思ってます。
そんな時出会った本が
「ガンと闘う医師のゲルソン療法」でした。

この本を書かれた星野Drの病歴。。。
1990年3月、左下腹部の痛みなどの異常を感じ、
勤務先の大学病院で検査を受けたところ、
大腸がん(ステージD期)が見つかる。
同年10月に転移性肝がんが2ヶ所発見され、
エタノール局注療法を受ける。
転移発覚後、
ゲルソン療法を簡略化した
「星野式ゲルソン療法」を開始し、
5年生存率0%と言われた転移性肝がんを克服。

大腸がんを患い肝臓転移なので、
私と同じパターン。
なので星野Drのゲルソン療法に興味深々。
やってみよう!!って思いました。(=^・^=)

ゲルソン療法は、調味料が限定され、
その上、塩分の制限なので、味付けが大変。。。
ゲルソン療法を厳格に実施しするのは、
家族の協力がないと続けられなさそうだし、
本人の強~い意志も必要だよなぁ。。。
意思の弱~い私に果たして出来るのか?

とりあえず今は、減塩しょうゆはOK、
たこはタウリンがあるからOK、
味噌汁はがん予防にいいとある本に書いてあったからOKなど、
私流のは自分に少々甘め(^^ゞ
8月に講習会があるので、
それからはきちっとしようと思っていますが・・・。
とにかく、未知なる異物との対決。
負けないぞー!! 

味付け・・・
醤油は、味噌、ソースは使用できないのだけど、
今は減塩醤油を少~し使ってます。
後、調味料は、
お酢・黒砂糖・蜂蜜・ゴマペースト・ハーブ・
オリーブオイル(少々)・しょうが
刺激物はいけないけど、
わさび、からし、唐辛子は、今のところ使っている。

あと、肝臓にいいもの・・・と思い、
蛸はタウリンがあるからOKなど、
ゲルソン療法では禁止されているものも、
今は食べています。

塩を極力使わない料理は、
なんだかマヌケ~な味になる。

頭の中は、どうしたら美味しい料理になるか???
ばかり考える今日この頃・・・。

食事療法も1ヶ月が過ぎ、
マンネリ味に嫌気がさしてきた今日この頃・・・。
自分の為なんだけど、
食事が唯一の楽しみだっただけに、
ストレスが溜まる。

何の為の食事療法かわからないので、
少々ゆるめ?にしようかと思う。

腎臓病など、塩分制限をされている人のサイトから、
塩分制限の調味料を発見。
駄目なのはわかっているけど、
減塩ソースを頼んでしまった。
たまには、OKにしようと思う。
これで、少しはメニューも増えそうだ。(*^。^*)  
体重のほうは、今7月15日現在、58キロ。
この前より1キロ減だ~。
それはちょっとうれしい(*^。^*)

講習会

8月
ゲルソン療法の栄養療法・免疫療法指導を受けに、
ロマリンダクリニックに行ってきた。
午前中は集団指導、午後から約15分の個別指導。
集団指導は、
約15人ぐらいのがん患者とその家族で、
40人ぐらいいたかな~
やはり年齢は、私の親ぐらいの人が多かった。
奥さん同士(患者の家族)の話を、ちらりと聞いていたら
「玄米は昔食べていたから食べない」とか、
「せっかく作っても、不味そうに食べられたり、
残されたら作るの嫌になる~」と言っていた。

確かに、自分で作れば少々不味くても我慢して食べられるけど、
人の作った不味いものは食べにくい。

子供が嫌いなものを克服するのに、
自分で作らせて食べれるようになるのと似ているかな~
私もなるべく、時間がある時は自分で作るようにしている。
(仕事をしているので、
時間のない時は母にサポートしてもらっているけど)
もとから食いしん坊だし、
料理は好きなので作るのは、苦にはならない。

ただ塩抜き料理は、どう工夫しても、マヌケな味だ。

星野先生は、玄米黒酢がおいしいと言われていたけど、
私はどうも好きになれない味なので、
限定された調味料の1つが減ってしまった。

講習会は、星野先生の本の内容にそって進められ、
後半は免疫療法の先生のお話だった。

講習会での収穫は、
みささ温泉はラジューム温泉で、
ガンに効く温泉であること(医学的に証明されているらしい)
 お風呂に入る・・・
40℃以下のぬるま湯に、出たり入ったりする
音楽療法で、
ヨハン シトラウス・バッハ・モーツアルトが良い
乳酸菌を増やすものは、免疫力をあげる
  などなど。。。

午後からの個別指導では
まず、免疫療法の先生の指導
(患者の状態、予算に応じた、
健康食品等による、免疫療法)

私は貧乏なので、
予算といっても1万円までしか月々払えない。
絶対これを飲めば助かると保障つきなら別だけど・・・。

でも少々見栄を張って2万円ぐらい・・・と言ってみた。
しかし、2万円でも組み合わせようがないようだ。
品質のいいものはどうしても高価で、
キノコだけでも4万、5万する。

「あなたは仕事されているんでしょ?」っと言われたが、
「10万ちょっとの給料で、
サプリメントを買ってやっていけない」と言うと

「それぐらいしか貰えないの?」って言われた。

そして、買えないくせに、いろいろ質問すると、
「あなた言っていることと、矛盾する」と言われる。
サプリメントの相談に行くぐらいの人は、
それなりに余裕がなかったら行かないだろうから、
そんな人を相手にされている先生にしたら、
私は不思議な存在だったのかな? 

日ごろは「サプリメント=売りつけられる」
のイメージがあるので、
近寄らない空間だけど、
せっかく話を聞けるいい機会なので、
話が聞けて良かったと思う。 
 買うつもりはなかったけど、
乳酸菌のサプリメントで良いかな~って思うのがあったので、
 1つだけ購入することにした。
8300円。


次は星野先生の栄養指導

いろいろ質問を考えてきたけど、
時間が限られている為、
なかなか思ったことを言えずに終わってしまった。

もっとお話し聞きたいな~、
相談したいな~と思うDrでした。
質問、その他いろいろあれば、
責任をもってフオローしてくださるとの事なので、
とても心強いなぁ~と思ってます。

(10月5日)

10月までは、私なりのゲルソン療法を続けていましたが、
開腹手術をする事になったので、
これからの食事スタイルを変更していこうと思ってます。

6月から10月まで実施した、ゲルソン療法の成果。
体重が約4キロ減った事。
少しだけ、スリムになりました。(*^。^*)

ゲルソン療法をしていなかったら、
今頃、超デブデブになっていたでしょう・・・
恐ろしい。。。
Drに「太ったら違う病気にもなるよ!!
子供じゃないんだから…。」と言われていたからね。


これからについて。。。
がん患者にとって、
リスクが高いと科学的に証明されている物は、
なるべく摂らない。
免疫力UPさせる食べ物・
がん予防の為の食生活マニュアルなどを参考にする。
肝臓にいい食事を食べる。
人参ジュースは続ける。
塩分は控えめにする。
腹八分目をこころがける。


人参ジュース(免疫力UP作戦)
ゲルソン療法のなかで基本となる
大量の生野菜ジュース。

両親による人参の栽培(有機栽培)
親戚の畑を借りて・・・
6月19日種まき
6月23日畑を見に行く


9月中旬から収穫
いつも買ってくる人参より、
人参臭さがあり、味が濃い。
家庭菜園は
安心・安全・収穫の楽しみなどもあるけど、
親戚の畑まで遠いこともあり、
世話が大変だった。。。
なので2005年以降は
有機栽培の人参を購入しています。(=^・^=)

朝・夕は人参のフレッシュジュースを作って飲む。
昼間は市販の野菜ジュースを飲む。
(野菜○○とか充実○○・○○キャロットなど、
安売りの時に大量に買い込んでおく)


ジューサーは栄養素を保つ、
低速回転のものがお勧め。
低速回転ジューサーとは、
1分間に80回転前後の
低速回転でスクリューが回転することで、
摩擦熱の発生を抑えて、
熱に弱い栄養素や酵素を
なるべく破壊しないことも目的にしたジューサーのことです。
石臼式低速ジューサーは、低速で回転して
人参を圧搾してジュースを搾り出すので
高熱を発生させません。
ゆっくり、すり潰すように搾るので、
高速遠心力で飛ばすこともないので
空気にふれる時間が少なくなり、
酸化しにくくなります。
※低速回転だから搾ることが
遅いということではありません。
※高速ジューサーの場合、
摩擦熱で野菜の酵素が
変形=死んでしまいやすいので、
「低速ジューサー」をオススメしています。

© Rakuten Group, Inc.
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