G.I値(グリセミック・インデックス)て?
低インシュリンダイエットをする時に目安となるG.I(ジーアイ)値は、
血糖値をコントロールするための数値です。
G.Iは、グリセミック・インデックスの略で、
食品が血糖値をあげる速さを測定し数値化したものです。
血糖は、血液中の栄養素のひとつ、ブドウ糖のことです。
血糖値とは、そのブドウ糖が血液中にどれだけ含まれてるかの数値です。
ちなみに空腹時で血液100cc中に平均60~100mg含まれています。
そして食事後に血液中の血糖が上がることを、血糖値が上がると言うのです。
食事をすると、栄養素は体内の血液、筋肉、肝臓に運ばれます。
そこで余ってしまったエネルギーは脂肪細胞にたまり、体脂肪となるため太るのです。
この時、余ったエネルギーを体脂肪に運ぶのが「インシュリン」というホルモンです。
インシュリンは別名「肥満ホルモン」と呼ばれています。
しかし私たちの体にはちゃんと「やせホルモン」といえるものも存在しています。
蓄えられた栄養素を分解し、体の外に出してくれる「グルカゴン」というホルモンです。
グルカゴンは肥満ホルモン・インシュリンの分泌が抑えられている時に分泌されるのです。
そして問題の「肥満ホルモン・インシュリン」は血糖値があがればあがるほど大量に分泌されます。
ということは、血糖値が急上昇しない食品を食べれば、インシュリンが抑えられ、
グルカゴンが活躍するということ、その結果痩せるのです。
*参考資料 永田孝之「低インシュリンダイエット」