Dobrze Widzi Sie Tylko Sercem

Dobrze Widzi Sie Tylko Sercem

自分の仕事をつくる

自分の仕事をつくる
西村佳哲
晶文社、2003

オススメ度:★★★★★



「仕事」とは何か?を考えたい人に



この本は、働き方研究家、西村佳哲さんによる働き方レポート。働き方をめぐる様々な人の生き様を取り上げたもの、と言える。ここで著者がレポートする人たちは、「自分にしかできない」という視点でモノづくりの仕事をする。特に必要でないものを買わせる、体に悪いものを売る…等、「意味がない」のではないか?とされる仕事があふれる中で、彼らの生き方というのはとても魅力的に映ると思う。著者は、「働き方」が変わることから、世界が変わる可能性もあるのではないか、と述べている。「利益」や「効率化」を重視する経済社会で多くの人が見失っている本当の価値や目的が思い起こされる、そんな本。モノづくりをする人はもちろんのこと、それ以外の仕事をする人にとっても、価値のある本です。

以下、この本の中で心に残った文章を引用してみます。


「私たちは人を雇用するけれど、その人の人生までを雇い上げているわけではありません」

「大切なのは、本当の問題を発見していく能力。表面的に目に付く問題点はより根本的な問題が引き起こしている現象のひとつにすぎないことが多い」

「彼らの仕事の価値は、彼ら自身の存在に深く根ざしている。しかし、そもそも仕事の本質的な価値はそこになかったか。誰が、誰のために、それをつくっているのかということ。どこの誰がつくったのかわからない山のようなモノゴトに囲まれて生きている現代の私たちの世界はむしろ異様なものなのかもしれない」

「仕事の意味――自分が価値のある存在であること、必要とされていること。こうした情報を自身に与えてくれる仕事には求心力がある」

「パンは手段であって、気持ちよさだとかやすらぎだとか、平和的なことを売っていく。売っていくというか、パンを通じていろんなつながりをもちたいというのが、基本にある」



何かひっかかりを感じた方、是非一読を!



hana2




「おすすめの本」に戻る


HOME


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: