こころの宴(うたげ)。    

こころの宴(うたげ)。    

いつかどこかで


友達のままでいれると思っていた。

でも僕と君は友達にもなれず
恋人にもなれず
偶然という約束だけを信じて。

10年後
20年後
30年後

街のどこかで偶然バッタリ会ってしまう、
そんな偶然という約束を信じながら。

「いつかどこかで偶然、会おうね」
君は最後の雪の中で、いつもと同じように手を振っていた。

偶然の再会という約束を胸に秘め
お互いどこかの空の下で
お互いの愛する人を守りながら
生きていく

そんな素敵な約束があってもいいと、僕は思う。

          「いつかどこかで」


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: