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なぜリバウンドはおこる?

なぜリバウンドはおこる?

なぜリバウンドはおこる?

人間にはホメオスターシス(生体恒常性機能)という機能があり、生命維持のために、環境変化に適応する能力のことです。ここで言う環境変化にあたるものが、 (1)摂取カロリーの減少・(2)体重の激減・(3)摂取栄養素の不足  が挙げられます。ホメオスターシスが機能すると、摂取カロリーの変化に適応してより少ないカロリーで生活できるように、骨量や筋肉量を変化させたり、体重の急激な変化をおさえたり(停滞期)、骨からカルシウムを摂取しはじめたりします。

リバウンドは、こういった適応能力が発揮され、飢餓を防ぐためにより多くの脂肪を少ない食事量でも摂取する。そのたにおこります。 リバウンドはダイエットを行った場合に誰もが多かれ少なかれ経験する人間の生命維持活動なのです。

リバウンドを防いで、体重維持する!

リバウンドを完全になくすことは不可能なのですが、ある程度対策を実施することで、リスクを少なくすることが出来ます。そのためには人間の太るメカニズムと痩せるメカニズムを正しく理解する必要があります。

リバウンド防止のポイント

(1)基礎代謝をUPさせよう

基礎代謝とは、生命維持の為に消費されているエネルギーで、寝ていても消費されるエネルギーのことです。
ホメオスターシスによってエネルギー消費を抑制されるポイントは、筋肉量の減少であるため、この
筋肉量を増加 させればある程度リバウンドの歯止めにすることができるのです。筋肉は、カロリーを消費する燃費の悪い肉体構成要素です。摂取カロリーを制限し、体内の燃費を悪くすればリバウンドを抑える働きとなるわけです。
ここで、栄養学的に筋肉量を増加、維持するためには
たんぱく質が不可欠 です。筋肉を増加させるためには運動する以外方法はないのですが、筋肉量を少ない運動で効率よく増加させるならたんぱく質の摂取を効率よく(たんぱく源には脂肪分を含む場合が多いため)摂取する方法を知ることが必要です。
おすすめのたんぱく質としては、大豆等の豆類や、鳥のささみや胸肉、タラなどの白身魚、など脂肪の少ないものを選ぶと効率よくダイエット中でもたんぱく質を摂取できます。

(2)骨量をUPさせよう

骨量や筋肉量をはかる為には、除脂肪体重の測れる体脂肪計や体重計が必要なのですが、とりあえず骨量の減少防止を考えるうえで必要な行動は 運動 です。ホメオスターシスは何も、リバウンドの要素ばかりでなく、運動という環境変化にも順応しようとし、より強い骨を作ろうとする働きもあるのです。ホメオスターシスを味方につけるためには、体に骨や筋肉が必要であると教え込むことも必要だと言うことです。
栄養学的には、カルシウムの摂取と、カルシウムの吸収を補助するマグネシウムの摂取が必要です。
骨粗しょう症の頁でも詳しく言及していますので、参考にしてください。

(3)バランスのよい食事をしよう

摂取カロリーの正しい抑制と言うのは、カットする栄養素のバランスが悪いと本来カットした食材で摂取してきたエネルギー以外の栄養素を一緒にカットしかねないと言うことです。
上記(1)、(2)で言及した栄養素(たんぱく質、ミネラル等)を糖質や脂質を嫌うあまり一緒にカットしてしまい、ホメオスターシスを促進してしまう可能性があります。バランスの取れた食事をとるよう心掛けましょう。

ダイエットを成功させる秘訣

ダイエットを成功させる為には、いかに ストレスを軽減 するかということが大切です。体重の減少がダイエットの目的となるあまり、毎日の体重変化に一喜一憂してしまうとリバウンドが気になってしまいます。
正しいリバウンドに対する知識をもつことで、ストレスを軽減し、一日の体重変化に惑わされずダイエットを成功に導く事が出来ます。
筋肉を増加させることや、骨量の減少を防止することがリバウンド防止に不可欠なのですが、脂肪よりも筋肉や骨の方が重量も多く、体重の減少を感じることが難しくなってしまいます。これにモチベーションを下げられてダイエットを止めてしまう人も多いでしょう。正しいダイエットほど、進捗が遅いものです。ただ、確実に脂肪は減っているはずですから、焦らず頑張っていきましょう。要は、毎日の体重変化をあまり気にしないことがダイエット成功の秘訣です。
それでもダイエットに進捗を知りたい人は、除脂肪体重や体脂肪率、基礎代謝等を測れる体重計を使うことでもう少しモチベーションを維持できると思います。



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