ぷっちん☆彡プリン

ぷっちん☆彡プリン

やっと逢えたね



1月26日
4:00頃
2・3時間前に、助産師さんに「いきみを逃そうとしても、逃せられなくなったら、呼んで下さい」と言われていた。
その頃には、もうウ○チが出そうな感覚に襲われていた。
焼きプリンさんに叩いてもらう位置も、最初は背中や腰だったのに、この頃には、お尻を叩いてもらっていた。
しかも、グーで。
私の叫び声も、「出るぅぅぅぅーーー!!」になっていた( ̄□ ̄;)!!
  ・・・ダメだ。もう、いきませて!!
ナースコールを押して、助産師さんを呼ぶ。
内診をしたあと「じゃ、お産に入りましょう」
  ・・・やっといきめる。
ホッとしたのも束の間。
『2・3回いきんだだけで生まれたよ』なんて人がいるけど、私はそんな簡単に産み落とせる人ではなかったらしい。
  うーん・・・( ̄^ ̄)
「違う違う。背中丸めて、お腹を見て。声は出さない。できるだけ長くいきむの」
そういえばそうだった。
母親学級で教わって、何回も練習したはずだったのに、忘れてた。
  うーーーーーん。
「そうそう。がんばって。」
助産師さんが準備をしながら励ましてくれる。
  うーーーーん。
  うーーーーん。
  うーーーーん。
「上手上手!!もうちょっとよ。」
って、助産師さん、頭はまだ見えてないんですか??
  う゛ーーーーーーーん!!
助産師さんが、赤ちゃんの頭に合わせて、出口を広げているのがわかる。
もう、こうなったら、痛みもクソもなかった。
  早く出そう!!
昔、ベンピで固まった大きなウ○チを、30分くらい踏ん張って出して、切れたことがあった。
再びそんな感覚。
切れようが、出ようが、赤ちゃんさえ出てくれれば。
  う゛ーーーーーーーーーーーーーーーんっ!!!
次の瞬間

5:15分
「出たよー。いきむのやめて。ハッ、ハッ、ハッ、ハッ。」
助産師さんの言葉に、ホッとした。

  終わった・・・・

これが私の、正直な感想だった。
プリンが泣いたのは、頭が出た時ではなく、足が出る頃だったらしい。
すぐに泣くと思っていた焼きプリンさんは、ちょっと感心しながら、冷静に見ていたようだ。(睡眠不足で、感動する余裕がなかったらしい)
私が出産した病院の産婦人科に勤めていた妹も、その日は夜勤だったため、私の出産に立ち会う事になった。
後から聞いた話だが、彼女は私の出産を見て、自分の結婚を決意したらしい。

こうして、プリンが私の胸にやってきた。

『よく頑張ったね。しんどかったでしょう。
 でも、やっと逢えたね。
 はじめまして。これから、よろしくね。』


2005-07-20 11:04:03


ちなみに、こんな機会は滅多にないだろうと思って、焼きプリンさんに胎盤の写真を撮っておいて貰いました。
「趣味悪っぅーーー」って言われたけど(;^_^A
↓この中に、プリンが入ってました。
2005-07-09 23:56:42

プリンとの日々

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