ギャンブルで大破滅

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2005/03/18

無保証という名のスパイス

テーマ： ◆パチンコ◆スロット◆(8281)

カテゴリ：スロット・パチンコ破滅からの逆転を

保証・・・

ギャンブラーにとってどれほど甘い囁きだろうか。
スロッターは天井と言う安心感があるために、当るまで、自分の命（時間）を切り売りして得た対価であるお金を突っ込みます。

しかし、もしその天井が青天井だったら・・・
怖くて吉宗も銭形も巨人もカイジも打てません。

最低でも天井があるという安心感が、追い金と言う行為を躊躇させない。

今日・・・・
久し振りに無保証と言うスパイスを堪能しました。

この頃は、天井と言う安心に甘えすぎていたのではないでしょうか。

あれこそがギャンブルの醍醐味です。

先日に引き続き、借金は返したものの、引き落とし額には満たないため、お昼（寝坊）からスロットに行きました。

最初に座った台は銭形の７６６Ｇ台。
朝一に１００Ｇ以内でビッグ2回でていて、その後このハマリ。

前日ビッグ14回。前前日17回。
おそらく、最初に打った人は下げモだと思ったのでしょう。

でも気持ちよく出たから、５６５Ｇまで回した。
で、そこまで回したら降りれなくなった。

その結果の７６６Ｇだと判断しました。
でも、私は設定上げだと思いました。

根拠はビッグ確率。

両方とも４００Ｇ後半分の１でした。

ということは、よく回っていたから出ているように見えて、実は設定は低かった。
それがイベントの日だったので、逆に上げじゃないかと思ったんです。

で結果・・・

１４６８Ｇビッグ

ですが、引きの強さであるイメージ力を発揮

タイプライター１Ｇ連荘と３Ｇ連チャンをゲット
その後、２００Ｇ以内にビッグのみ５連チャン。

で、５６５Ｇまで回してヤメ。
ガセ演出が酷すぎたので、感性がヤメロと言いました。

で、高設定の可能性が高かったのですがポイ。

理論的には正しくない行為だったのですが、ただメーカーの開発者は意図を持ってスロット台に波を作ろうとしている。

それはスロットのCPUの中にあるリフレッシュレジスタから取り出した乱数０～２５５に当てはめる計算式です。

取りだした乱数にその計算式を入れた結果とその前に成立したフラグの値を加算した合計によって、レバーを叩いた瞬間に成立するフラグが決まります。
（数値の上限は６５０００ちょいです。オーバした分はその６５０００ちょいを引く）

まあ、これはニューパルサー等の話ですが、最近の機械も原理は変わらないはずです。

人間の意図が絡むのですから、スロットの抽選は完全確率というのは正確には違う。

高設定の方が、その開発者が作り出した好調の波に乗りやすいだけだと。
つまり、当然好調の波の後には人が作りだした不調の波がやってくる。

高設定を打つというのは正しい行為ですが、好調すぎて確率が正の方向に傾斜しすぎた高設定は時間と金銭に余裕が無い場合は打たないほうがいいと私は思います。

高設定を確信して、ビッグ確率１００分の１を切るような台を打って、投資金がかさみ取り返せなくなることが減ってから、大分負けないようになりました。

で、結果は感性バンザイ。
その後、他の人がバケ単天井２回コース。
そして３００～５００でビッグを引き、１９０Ｇでポイされてました。

で、銭形が終わった後・・・
まだ、予算が足りません。

引き落とし額は用意できたのですが、次回の種銭と当座の生活費を稼がなければなりません。

そこで、裏物のハイビ―３０に手を出しました。
裏物でも、ハマリすぎでなければ高設定を打つに限ります。

でも極力避けるべき選択なんですよね・・・・

で、私が選択した台はビッグ２０回出ていて２８００回転の台。
現在のゲーム数は４６５Ｇ

裏物なので子役カットされています。

ですから、勝負ライン。
そのシマで一番出ていた台だったのでいけるだろうと思い着席。

８００Ｇぐらいで光ればいいなって気持ちだったんです。
そうすれば、連チャンするから勝てるだろうと・・・

そうしたら、ろくに回っていない左隣をたまたま座ったおばさんが１Ｋでビッグ１４連チャン。

４０００枚。

そして２００回して退散・・・

一方、私は・・・・
１５００Ｇノーボーナス。

一体、いくら突っ込めば出るんだろうか・・・？
保証が無い・・・

このまま・・・このまま・・・・

有り金がなくなるまで、ハマリ続けるかもしれない。
どうにかして金策はできても、閉店までハマリつづけるかもしれない。

以前に２０００Ｇ超えのハマリを目撃したことがある。
もしかしたら・・・・３０００Ｇ・・・４０００Ｇ・・・

裏物で天井の保証が無い・・・・
当らないまま終わることも否定できない。

もし・・・３０００ハマッたら・・・・

今なら、まだ止められる。
銭形の勝ち分と含めても、３０Ｋ負け位だが・・・

まだ、致死量には至らない。

１Ｋ、１Ｋメダルに変えるごとにヒリツク・・・
今、していることは無駄になるかもしれない。

もし、有り金はたいてレギュラー単発だったら・・・
もし、有り金で足りなかったら・・・

ゲーム数は１６５０Ｇを超えていた。

報わる保証の無い対価を支払いつづけること。
これをじっと我慢できるほど、強くはない。

だが、止めればそれまでの投資が無になる。
進むべきか、退くべきか・・・

しかし、退き時はとっくに逃してしまっている。

サンドに１Ｋを入れる右手がやけに重い・・・

１７００Ｇを超えた・・・

どこまで・・・どこまでいくんだろう・・・
ハア・・・ハア・・・ハア・・・息が乱れる。

本当にヒリツク・・・

もうそろそろ・・・・もうそろそろ勘弁してくれ。
１７５０Ｇを超えた。

雲がかかっていて見えない山頂を見ているかのようだ。
その山頂についたからといって、望むもの（連チャン）があるとは限らない。

なんと不安定で、頼りない現状なのだろう。
しかし、可能性を信じるしか方法が無い。

すでに数時間前まで厚みを帯びていた財布も今はもう心許ない。
自分自身の不安に比例するかのようだ。

不安の正体・・・それは、今やっている行為は対価を得られる行為なのだろうかという疑問だ。

その疑問を打ち消す。
もう、退けない。退けない以上、勇気を振り絞り、当りの保証の無い台を当るまで打ち続けるしかない。

確率的にも、その前の出玉で見ても高設定。
不退転の決意をし、レバーを叩く。

メダルを買うごとに胸が締め付けられるような感覚がする。
真のリアルさがここにある。

このリアルさを実感したくて、ギャンブルを打つ。
快感だが、痛みを伴なう。

自分のすべてが己の双肩にかかっている。
負けてもやり直しがきく状態じゃない。

このより現実的な危機に直面した状態が好きでしょうがない。
そして、ピンチに陥り、逆転して助かりたいと思う。

しかし、今は楽しんでいる場合ではない。

ランプが切れてしまったとしか思えないハイビスカスを眺めながら・・・レバーを叩く。

１７８６Ｇ目
控え目にそれは光った・・・

で、その後ビッグ５連、バケ２連で終わり。
５００Ｇまで回してヤメ。

ボロ負けで破滅です。

ところが・・・・

先ほどの噴いた左隣を見ると・・・４５０Ｇで止めてある。
もしかしたら・・・

と思い、５００まで打つと決めて、打ち始めると・・・

４８９Ｇであっさり光る。
そのままビッグ１９連荘で逆転勝利。

最高の快感を味わえました。
しかし、無保証は本当にヒリつきますねぇ・・・

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