ギャンブルで大破滅

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2008/04/06

懲りることなかれ。

・・・

声が・・・

声が聞こえる。

何者かが、私の脳内に囁き続けるのだ。

懲りるな。

張れ、とことん・・・・

逆転できるまで・・・・・

張り続けるんだ、その日が訪れるまでずっと・・・

張らなきゃ何も変わらない。

分かっているだろう？と。

私はその声に洗脳される・・・

そう、確かに・・・

張らなければ・・・

人生は何も変わらない。

何もしないで、５年後の自分が今とは違う生活をしている可能性はどれだけ存在しうるだろうか？

限りなく１００％に近い確率で・・・・

若さを失った分だけ、今のそれ以下になっているだろう。

昇進するかもしれないという反論が聞こえてきそうだが・・・

昇進そのものに、今との変化をどれだけ得れるというのだ。

満員電車ですでに一日の労働と同等くらいの疲労を感じながら・・・

つまらなさそうな顔で会社に行き着き、今日も生命を維持するためだけの生活のために・・・

面白くもないことを受動的な姿勢でやらされる・・・

せめてもの倫理観が金を貰っているのだから当然だと思いながらも・・・・

他者がやりたくないから金を払うことを、金が必要だから行う。

著しいほどの時間の浪費だ。

だが、仕方がない。

私は持たざる者と言う名の罪人であり・・・・

金を持っていない罪の贖罪をしているのだから・・・

苦しくて当たり前だ。

そして・・・

何もできないし、何もしたくない一介の大凡人・・・・

だが、拝金教を信奉するからこそ・・・・

私の労働の対価の払い手に損をさせてはならない。

その自分の信念だけがモチベーションの柱。

が・・・・

これでは私の命の細切れである「時間」というものの尋常とは言い難いほどの浪費。

この浪費を止めるには・・・・

選択権を得なければならない。

そして、選択権は経済力によって与えられる。

その経済力は、自分が労働するだけでは絶対に足りないし・・・

自分が労働しなければならない時点で私の求めている物とは異なる。

だから、自分の持ち物に自分を養わせる必要があるのだ。

その方法は投資以外に考えられない。

私の所有する有価証券に私を養わせるだけの価値創出をさせるのが目的だ。

で、そのためには・・・・

私は自分の生活を労働で維持しながら・・・・

再投資を繰り返すことで、私の労働で得られる対価よりも創出する価値を大きくしなければならない。

なかなか遠い話だ。

だが・・・

そうでもしなければ・・・・

ずっと生活を維持するためだけに労働をしなければならず・・・

おそらく破綻するであろう年金もロクに与えられず・・・

こんなはずじゃ・・・

と後悔しながら老いて消えゆく。

少なくとも・・・

経済力は手段としては最も合理的な方法だ。

そして手段を持っていれば、選択ができるのだ。

やりたいこととやりたくないことの。

その選択権が私の求めているもの。

眠いと思ったときに睡眠を取り続けることができる自由を手にしたいのだ。

だから・・・・

今日も、明日も張る。

張らなきゃ何も変わらないから・・・

失う恐怖もあるが・・・

失っても、張らなくても・・・・

そこに大した差異を見出せなければ・・・・

張ったほうが変化を得られるかもしれない可能性がある分だけ得だ。

何しろ私は物欲はない。

何も欲しい物がないのだ。

あるとすれば体験欲だろうが・・・・

それはすべて満たすには相応の経済力が必要とされる。

だからとことん・・・・

結論は張って勝つしかないだ。

少なくとも・・・

私は自分の答えと目的地は決めている。

だが、昔読んだ書籍にあるとおり・・・

生きることにまったく目的を見出せていない人は驚くほど多い。

目的地が定まっていないというのは、投資を始める前の私がそうだったが・・・

毎日が苦しくて仕方がない。

私は前の会社に在籍している時は答えを持っておらず、毎日が苦しく仕方がなかった。

私は何のためにこうして満員電車に揺られているのだろうと・・・

いや・・・

それ以前に、こんなに苦しいのに何のために生きているんだ？と疑問だらけだった。

僅かな楽しみのため？

いや、それにしては対価を支払いすぎだ。

これでは鬱になるな・・・・

そんなことを思いながら仕事をしていた。

当然、負の精神状態に覆われて、モチベーションは皆無。

会社と仕事が嫌いで嫌いで仕方がなかった。

毎日、次の休みまで指折り数えて・・・

火曜日の時点でまだ火曜日かとため息をつく。

一体、私はどうしたいんだろうな・・・

そんな疑問をぶつけても答えは出ない。

何故、答えがでないのだろう・・・

ふと、疑問に思ったが、その疑問の答えが分からない。

分からない・・・か・・・

分からないことだらけだ・・・

分からない時はどうしたらいいんだろうな・・・

・・・

それすらも分からない・・・

そう考えた瞬間・・・・

ぞっとした・・・

私は何も分かっていない。

何も知らない。

何故、こんなにも分からないし、知らないんだ？

学生時代怠惰に生きてきたため？

そうかもしれない・・・

だが・・・

何故怠惰に生きると何も分からないのだ？

そうか・・・

学ばないからだ。

知らないということは知識やら知恵やら情報が圧倒的に不足している。

この不知という問題の根本を解決するためには・・・・・

当然、その逆の行動が必要。

そう、知らなければならない。

では、どうすれば知ることができるか？

情報を摂取することだ。

どうやって？

そこで思い出した。

私の就職活動を・・・

最初、何やっていいかも分からなかった私は・・・

友人から譲り受けた中谷彰宏の「面接の達人」を読んで、面接の仕方を学んだ。

で、その効果もあって・・・

後半の方の就職活動は全戦全勝で内定が出た。

その時の過去の成功体験が首をもたげてきた。

そうか・・・

本を読めばいいのだ。

そうすれば・・・

求めているものかどうかは分からないが・・・・

少なくとも・・・

思考をするための材料である情報を得ることができる。

物事を決断したり判断したりするためには情報が不可欠だ。

知らなければ判断しようがない。

前の会社では印刷の営業だったのだが・・・・

モチベーションは０だったし・・・

ロイヤリティーなど皆無。

会社の人は「普通」すぎて面白味がなかった。

なんだろう・・・

私は普通恐怖症だが・・・・

彼らは逸脱恐怖症だった。

普通ではないことを面白いとは捉えず・・・・

忌み嫌っているかのようだった。

私には学生時代のサークルと言い・・・

普通ではないことを受け入れるだけの器の大きさが学生でもあったのだから・・・

社会人がそんなに矮小であるはずがないと思っていたのだが・・・

そうでもなかった。

おまけに会社の人件費を削るためだけと私のような末端の社員でも分かるようなあからさまな不可能目標を掲げての偽りの成果主義。

人間をなめている・・・

それが私の前の会社に抱いた印象だった。

だから・・・

同期は私がやめた３年目の時には、７人中５人退社。

そして去年もう一人の同期が辞めて誰もいなくなった。

おまけに・・・

私が優秀だと思った先輩などは次々と退社し・・・・

残ったのは私に愚者と罵声を浴びせる、どう考えても私よりも愚かな上司・・・

そんな状況下で、現状を抜け出すには読書しかない・・・

私は一番精神的にきついと思われる新規開拓専門にやっていたのだが・・・

当然、心が折れやすいし・・・

背負わされている義務と与えられている給与に相応だと思える自己判断を下しており・・・

ある程度数を決めて新規訪問していたが・・・

その時間以外は外に出てずっと本を読んでいた。

おかげで・・・・

私は私がしたいと思う生活の存在を知った。

それが不労所得生活。

それを得ようといろいろ思考した結果・・・・

張って勝つしかないという結論を出し、今に至っている。

その答えが出ただけでも・・・・

かなり前進感がある。

だから・・・・

私は働かないために働いているのだ。

投資の原資を目減りさせぬよう・・・・

そして・・・・

それだけ経済力を信奉しているため・・・・

与えられた金の分だけの仕事はすべきだという信念がある。

金を貰っている以上・・・

その対価に見合う価値創出をしなければ・・・

ただの奪う者だ。

給料は我慢料ではない。

価値創出の対価だ。

一般のサラリーマンにとっての創出できる価値は、私の思考で言えばブランドの向上か直接的利益・・・

そのいずれか・・・

だから、次の利益創出機会に繋がりそうな相手にどれだけブランドを高められるか・・・

そこが私が受け取っている給与の対価になると思っている。

そんなことを思いながらも・・・

私の最終目標はやはり張って勝ち・・・・

労働の選択権を得ること・・・

これに尽きる。

やはり・・・・

とことん、張り続けなければなあ・・・・・

それにしても思い出した。

今思えば・・・

前の会社で取引の金額は少なかったとはいえ・・・

それなりに新規の数を受注していたと思うんだよな・・・

そこが評価されなかったからなあ・・・・

当然紹介でならたまにはあるが、他にそんなに飛び込みで新規を取っていた人はいないはずなんだけどな・・・

印象ってやつなんだろうな。

新規で最初から何百万もの仕事が取れるはずないだろうと思うのだが・・・

あれだけ数とってりゃ、先細りのあの会社にしては十分だったのではないだろうか・・・

とちょっと愚痴っぽくなってしまった・・・

さて・・・

このあとは競馬ネタで更新しようと思う・・・

それにしても楽天のメンテナンス長かったなあ・・・・

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