ギャンブルで大破滅

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2008/10/07

必死に研磨しよう！！

さて・・・

９月１～２日の日記にこっそり書いたように・・・

私は今年の８月２９日に株式市場からきな臭さを感じ取って、撤退をした。

バリュー株のハードオフとダイニチ工業を手放し・・・

より地味になったらヨリを戻そうと手ぐすねを引いていたのだが・・・

２００６年の１月にライブドアショックが起きたときもそうだが・・・

私はどうにか今までは確実に暴落を交わしている。

ペトロチャイナもそうだし、今回の大暴落もそう。

暴落は是が非でも交わさなければならない。

買ったときよりいくら騰がったとしても、利益を確定した後、張った銘柄が下がれば元の木阿弥。

だから・・・

利益を確定したら・・・

暴落をかぎ分け、退避しなければならない。

もしくは・・・

暴落時ですら動かない銘柄を保有し、来たなと思ったら最高を求めないこと。

２００６年のときは、銘柄にスクリーニングをかけた結果・・・

バリュー株がまったく引っかからなくなり・・・

これは高いと思い、日本株から撤退。

そして有り金をすべてウォーレンバフェット氏が保有しているという絶対を信じることのできるペトロチャイナ一点勝負

Ａ株上場で盛り上がっていたときに・・・

突然のバフェット氏のペトロチャイナの放出。

今までで世界一の結果を出し続けてきた人間が売りと判断したのだから・・・

私のような凡人の知りえない、何か不安要素があるのだろうと・・・

私もＡ株上場が近付くのを待ちながら・・・

その後、２１香港ドルまで一気に騰がったときは後悔したが・・・・

今は・・・

あれから１年で・・・・

７．１９香港ドル・・・・

ホラーだ・・・

１年で最高値の３分の１・・・・・

そして・・・

とてもまだ止まるとは思えない暴落と恐慌・・・・

びっくりするくらいのチャンスが訪れようとしている・・・

為替もすごい・・・

ポンド、今日一日で７円の円高・・・

他の通貨も４～６円の円高・・・

完全な祭りで止まる気配など微塵もない。

何かが変わろうとしている瞬間が訪れているのだろう・・・

赤壁の戦いの曹操状態だな・・・

早馬はすべて味方の敗北を告げる伝令。

今度は何だと聞けば聞くほどの絶望・・・

これは本当にすごいことになってきた。

生易しい救済ではとても追いつくまい。

で・・・

今年・・・

ダイニチ工業は明らかにバリュー株で解散価値も東証一部で株価の１．５倍以上。

グレアムの言うネットネット株と思える状況だったが・・・

如何せん地合が悪すぎた。

もっと有利に保有することができそうだ。

そう思い・・・

４９０円平均で仕込んだ銘柄を平均５３０円で放出。

１１６００株持っていたので・・・

４４０Ｋくらいのプラス。

あとはハードオフが１００Ｋくらい浮いたので・・・

今年はプラス５００Ｋで手仕舞いをした。

が・・・

その後、日経平均は下がるものの・・・

ダイニチは一時６００円をつける高騰・・・・

私は９月に底で手放したような格好となり、絶句した。

が・・・

理は私にあるとまっていたら・・・

ついに、ダイニチ工業がかなり地味になってきた。

ヨリを戻しても良さそうな数字。

だが・・・

現在ニューヨークダウが３００ドルを越える暴落で、平均１万ドルを割り込んだ・・・

こりゃ・・・・

凄惨な暴落祭りがやってくるな・・・

いや・・・

スペイン風邪やコレラのような伝染病といってもいいかもしれない。

現代風に言えばエボラ出血熱だろうか・・・

正直・・・

ダイニチは自社株買いを敢行しているのに・・・・

この上値の重さで、私は危機を感じていた。

利益確定をして破滅をした投資家はいない。

その文句が脳裏を過ぎり・・・・・

私は８月に降りた。

結果・・・

暴落を交わしている。

暴落を交わすことができれば・・・

後は暴落の背に乗って、奴の勢いが尽きるのを待ち。

謀反。

疲れきったところを討ち果たしてやる・・・

そのための竹槍砥ぎだ。

さあ・・・

本当のチャンスがやってきている。

これほどまでにチャンスと思えるとき・・・

生涯に何度やってくるだろうか？

一度きりと思い・・・

このチャンスを完全にモノにしたい。

でだ・・・

行動に意味をといった手前考えた。

どうすれば・・・

この阿鼻叫喚の暴落祭りを、巧く自分の利に結びつけることができるか？

ひとまずは、１１月の終わりまではファンドの決算があり・・・

とても騰がる土壌はない。

どう考えても、リーマンブラザーズが破綻するくらいだから・・・・

ファンドの決算を見て、またもや阿鼻叫喚。

年末も不安定で、年明けも気勢が上がらず。

そういう展開が見える。

だが・・・

これだけ下がると配当の利回りも美味しい。

１月の頭の動きを見据えた上になるが・・・

勝負の時期は１～２月にかけて。

ここで・・・

私の研ぎ澄ませたロンギＮの竹槍を突きたてよう。

で・・・

問題はどこに突き立てるのが有効か？

急所は・・・

要はどこか？

それが大事だ。

で・・・

今日もスクリーニングをかけてほくそ笑んでいるわけだが・・・

考えよう、加速度的な逆転が狙える方法を。

まずは、私はバリュー投資家。

バリュー株を探さねばならない。

そしてバリュー株は不人気でたいして大きくない会社がそれにあたる。

ただ・・・

これだけだと、注目されるのに時間がかかるのだ。

私の加速度的な逆転にはこれだけでは足らない。

無論、勝てるには勝てる。

だが・・・

大事なのは速さ。

８０代で億万長者になったて意味がない。

金が要らなくなってから金を掴んでも、見たこともない自分の早期の死を願う親戚が増えるだけだ。

で・・・

加速度的に勝ちたい。

どうすれば・・・

高騰の波に上手く乗れるか？

それは・・・

ブランドや規模、安心感と言う、他の投資家が先に注目しそうな銘柄をもつことだ。

だが・・・

私にはトヨタは買えない。

何故なら必勝の自己基準にそぐわないから。

ＰＥＲが９倍以下、ＰＢＲが０．８倍以下、自己資本率が６０％以上。

こういう銘柄でなければならない。

だが・・・

この暴落で、ブランド力のある企業でも私の基準を満たしつつあるのだ。

となるとだ・・・

株が騰がる時は果たして一斉に騰がるのだろうか？

私にはそうは思えない。

人気のあるところから騰がり、徐々に注目されていない割安株へ・・・

そういうタイムラグが発生するのではないかと思う。

となると・・・

私が買うバリュー株にも自ずと優先順位が生じる。

順番は大事だ。

何を優先させるかで、すべてが変わりうる。

で、最初に狙うのは何か？

当然・・・

ブランド力の高いバリュー株。

それは・・・

東証一部で時価総額が高く、可能であれば誰もが名前を聞いたことくらいはある会社。

それが望ましい。

そこから・・・

東証一部のバリュー株→東証・大正２部のバリュー株→ジャスダックのバリュー株→中国株

そんな流れで・・・

加速度的に複利で利益を荒稼ぎしたい。

優先順位は、東証一部の規模が１００億円以上のブランド力のありそうな企業を第一位とし・・・・

そこが騰がり始めて、他が注目されていなかったら利確しそこを仕込む。

その繰り返しで・・・

ニュートンをもってして２０世紀最大の発明と言わせた複利の恩恵を十分に活用し、年間利回り２００％くらいを目指したい。

だから・・・

繰り返しバリュー株のスクリーニングをかけ、情報の鮮度を保っておきたいものだ。

今日見たら・・・

東京製鐵や大阪製鐵、森精機、愛知コーポ、愛三工業、ドウシシャ、ヤマトインターナショナル、ユニマットライフ、ＫＩＭＯＴＯ、ＮＥＣモバイリング、ソラン、富士エレクトロニクス、杉本商事・・・

このあたりの規模が大きく、面白そうに見えた。

ロンギＮの竹槍で突く順番までも決めて・・・

逆転への周到な準備としたい。

今日は意味がある行動を取ったと胸が張れそうだ。

にしても・・・

今の為替凄すぎる・・・

今夜は市場で壮絶なサバイバルゲームが繰り広げられている・・・

滅した者の数は数え切れないだろうな・・・

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