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61年の時を経て 私たちの手元に届く 彼らからの手紙。
“ふたつの硫黄島”を通して見えてくる “同じきもち”が、いま開封される~
『硫黄島からの手紙』
2006年 アメリカ
監督・製作・音楽・・・クリント・イーストウッド
製作総指揮・共同原案・・・ポール・ハギス
製作・・・スティーブン・スピルバーグ
脚本・・・アイリス・ヤマシタ
出演・・・渡辺謙、二宮和也、伊原剛志、加瀬亮、裕木奈江、中村獅童 他
【STORY】
2006年、硫黄島。
地中から発見された数百通もの手紙。それは、61年前、この島で戦った男たちが、家族に宛てて書き残したものだった。届くことのなかった手紙に、彼らは何を託したのか。
戦況が悪化の一途をたどる1944年6月、ひとりの指揮官が硫黄島に降り立った。陸軍中将、栗林忠道(渡辺謙)。アメリカ留学の経験を持ち、それゆえにアメリカとの戦いの厳しさを誰よりも知り尽くしていた男。本土防衛の最後の砦とも言うべき硫黄島の命運は、この男に託された。
着任早々、長年の場当たり的な作戦を変更し、部下に対する理不尽な体罰をも戒めた栗林に、兵士たちは驚きの目を向ける。今までのどの指揮官とも違う栗林との出会いは、硫黄島での日々に絶望を感じていた西郷(二宮和也)に、新たな希望を抱かせる。従来の常識にとらわれない栗林のやり方は、古参の将校たちの反発も呼んだが、一方で頼もしい理解者もいた。そのひとりが、ロサンゼルス・オリンピック馬術競技の金メダリスト、「バロン西」こと西竹一中佐(伊原剛志)だった。
硫黄の臭気が立ち込める灼熱の島、食べ物も飲み水も満足にない過酷な状況で、栗林の指揮のもと、掘り進められる地下要塞。島中に張りめぐらせたこのトンネルこそ、米軍を迎え撃つ栗林の秘策だったのだ。
1945年2月19日、ついにアメリカ軍が上陸を開始する。その圧倒的な兵力の前に5日で終わるだろうと言われた硫黄島の戦いは、36日間にもおよぶ歴史的な激戦となった。死こそ名誉とされる戦争の真っ只中にあって、栗林中将は兵士たちに「死ぬな」と命じた。最後の最後まで生き延びて、本土にいる家族のために、一日でも長くこの島を守り抜け、と。
栗林の奇策に反発し、軍人らしく玉砕を貫こうとする伊藤中尉(中村獅童)、憲兵隊のエリートから一転、過酷な戦地へと送り込まれた清水(加瀬亮)、戦場にあってなお国際人であり続けたバロン西、まだ見ぬ我が子を胸に抱くため、どんなことをしても生きて帰ると妻に誓った西郷、そして彼らを率いた栗林もまた、軍人である前に、家族思いの夫であり、子煩悩な父であった。
アメリカのきもち、日本のきもち、同じきもち・・・
アメリカ側から描いた『父親たちの星条旗』に続き~ついに日本側からの硫黄島が公開されます。
地方では珍しく~舞台挨拶付きの試写会が当たりました。
重要な役を演じた~伊原剛志さんが、どうやって役をゲットしたのか、馬術の金メダリスト役の為の役作り~そしてイーストウッド監督のことなど 例のボソボソとした語り方で~でも一所懸命語ってくれました。背が高く、とてもカッコよかったです。
この映画のキャンペーンの為に11月半ばから全国を回っているとのことでした。
伊原さん演じる「バロン西」・・・映画の中でも~マフラーを首に巻き、ペンダントを付け 颯爽と馬に乗ってます。とてもオシャレ・・・
栗林中将のよき理解者で、当時の日本人とは思えない柔軟な考え方を持ってます。アメリカ兵を「人間」として扱う・・・その姿が素晴しかったです。
実在の方で~ご家族もご存命とのことで、お手紙を書いたり・・・とても気を遣われたと語っていました。
渡辺謙は、一人だけオーデションではなく、最初から決まっていた・・・というのは納得!
あまりにも、はまり役・・・
『ラストサムライ』とは又違った侍ぶり(日本人としての誇り・・・という意味で)
英語を話すシーンもあり、国際派俳優としての力量を発揮してました。
一人の軍人としての姿。。。そして、夫として、父として~ごく普通の優しい面を手紙に書き綴り
反抗する部下たちに頭を悩ませつつ、家族を~日本を守る為だけに 命を懸けて戦う姿~
素晴しかったです。
二宮和也くん・・・
いいですね~彼のこの役は~
もっと「お国を守るんだ!」って熱い役かと思ったら~違いました。
嫌々戦地に送られ~戦うというより、仕方なく上官の言うことを聞いているだけ。
どちらかというと現代っ子のような醒めたカンジ。
その淡々とした演技が 凄くいいのです。 アメリカでも注目・・・というのが嬉しいです。
中村獅童は~ う~~ん・・・嫌な役でしたが~
当時の日本人は皆、あんなだったと思います。
一番日本兵らしい日本兵かもしれません。
実は、もっともっと涙、涙、涙・・・というのを想像してましたが・・・
そうでもなかった。なんでも大げさにするのではなく、そのまま~ありのままを映画にしたという感想です。
でも 辛かったのは、戦闘シーン、そして自決のシーン・・・結果が分かっている戦いですから
一応の覚悟を決めて行ったのですが、しんどかった。
『父親たちの星条旗』よりずっと泣きましたね。(日本人はみんなそうかな?)
先日、TVでイーストウッドが語っていました。
「私は、プロパガンダ映画を作るつもりは最初からなかった。ただ真実を伝えたかった。」
この言葉通りの映画でした。
アメリカの味方でも、日本の味方でもなく・・・戦地へ送られた彼らが~どんな生活をしながら、どんな事を考えながら
戦っていたのか~ 2作を観て、それが良く分かりました。
イーストウッド監督にお礼を言いたい気持ちです。
素晴しい映画を作ってくださって ありがとう~~~
◆ 硫黄島 ◆
東京都小笠原村硫黄島--。
グアムと東京のほぼ真ん中、日本の最南端に近い、周囲22kmほどの小さな島。
この島で61年前に起こった出来事を、あなたは知っていましたか?
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