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2008年07月02日
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カテゴリ: 映画


      真実を語る、勇気はあるか?





『告発のとき』

監督・脚本・・・ポール・ハギス
出演・・・トミー・リー・ジョーンズ、シャーリーズ・セロン、スーザン・サランドン、ジョナサン・タッカー、ジェームズ・フランコ、ジェイソン・パトリック、フランシス・フィッシャー、ティム・マッグロウ 他




                   【STORY】

2004年、ハンク(トミー・リー・ジョーンズ)の元に息子のマイクが軍から姿を消したと連絡が入る。イラクから戻ったマイク(ジョナサン・タッカー)が基地へ戻らないというのだ。
マイクの兄も軍人、ハンクも引退した元軍人だった。

息子の行動に疑問を持ったハンクは基地のある町へと向かう。

ハンクは地元警察の女刑事エミリー(シャーリーズ・セロン)の協力を得て、捜索を開始。
真実が明るみに出るとともに、ハンクは知らなかった息子の素顔を知ることに・・・。



                   【解説】

初監督作品『クラッシュ』でアカデミー作品賞を受賞したポール・ハギスだが、その前年には『ミリオンダラー・ベイビー』で脚本賞を受賞している実力派。
その後も『父親たちの星条旗』『硫黄島からの手紙』などの脚本を書き上げている。
本作は、息子を失った父親が真実を探っていくというミステリー仕立てだが、他のハギス作品同様に派手さを廃した重厚な人間ドラマになっている。
物語がラストに近づいた時、我々はこの物語が単なる謎解きではなく、重々しいテーマを含んだものであることを知る。








この作品を観て来て・・・レビューを書こうと思ったら、私の技量ではネタバレしないで書くのは無理~と思ってしまった。
一応、差し障りのない範囲でなんとか書いてみます。




ポール・ハギス『クラッシュ』がスキでした。
人は衝突しあって生きている・・・理由のない怒りや哀しみ、人間同士の関わりを鋭く描いていました。



最初は分かりませんでした。

話が進むにつれ、これはアメリカという国の大きな闇を描いているのだ・・・と気付いた。
他国の私はわりと冷静に観ていられるけど~自国の当事者、軍に関わる人、あるいは実際に派遣されている人たちは
どういう思いで観ていたのか、とても気になります。





トミー・リー・ジョーンズ

缶コーヒーCMで宇宙人をさせておくには勿体ない~(笑)




シャーリーズ・セロンもまたまた素晴らしかったです!
『モンスター』まではいきませんが~華を極力抑え、地味なシングルウーマンを好演。
ハンクと接したことで大きく成長してゆく女性刑事。とてもよかった・・・




スーザン・サランドンも最近よくお会いしますね~(笑)
今回は出番は少ない。でも、本当に印象的でした。
子を想う母は万国共通。母の強い想いがヒシヒシと伝わって来た。

特にハンクに支えられ、長い白い廊下を歩いてゆく姿。最初はゆっくりと・・やがて立ち止まり、ハンクにすがりつき号泣。
その後姿に涙がこぼれました。





スクリーンで姿を見てから、そういえばどこかに書いてあった!
って嬉しかったのは、ジェームズ・フランコ。
別に彼でなくてはいけない理由が何一つない役ですが(笑)
出てきた~~~(爆)きゃあ~~!
やっぱりステキ♪
イケメンが出ると映画の評価が上がる私~~~。






原題の「IN THE VALLEY OF ELAH 」=「エラの谷」

旧約聖書ダビデの逸話。
小さなダビデが巨人ゴリアテに打ち勝ったのは自分の内なる恐怖を克服したから・・・
ハンクがエミリーの幼い息子に語った物語。
邦題はちょっと“まんま”で好きじゃないかも・・・






謎解き風サスペンス・・・終わってみれば、やはりポール・ハギス。深かった。
ラストの同僚の告白に動揺してしまった。

逆さま星条旗が哀しい。やりきれない思いが残った作品でした。







マリー的お気に入り度 ・・・ ★★★★★★★★☆☆
マリー的涙度数 ・・・ ★★★★☆






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最終更新日  2008年07月09日 10時02分37秒


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