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2009年05月08日
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カテゴリ: 映画






   ジャッキー・チェン製作、衝撃のアジアン・ノワール大作






『新宿インシデント』

監督・脚本・・・イー・トンシン
アクション監督・・・チン・ガーロウ
製作総指揮・・・ジャッキー・チェン / アルバート・ヤン
脚本・・・チュン・ティンナム
出演・・・ジャッキー・チェン、ダニエル・ウー、ファン・ビンビン、シュー・ジンレイ、竹中直人、加藤雅也、峰岸徹、倉田保昭、長門裕之 他




                 【解説】


無敵のヒーローとして国際的な活躍を繰り広げたジャッキー・チェンが、運命に翻弄(ほんろう)され後戻りできないポジションに到達する主人公をワイルドに熱演。
裏社会の抗争と愛憎をダイナミックな人間ドラマとして描いたしたのは、香港映画界の巨匠イー・トンシン。
中国で上映禁止になった過激な作風と、ジャッキーの急変ぶりに圧倒される。




                  【STORY】

中国の貧しい東北部で、トラック整備士として働いていた鉄頭(ジャッキー・チェン)は、日本に留学し、音信不通になっていた幼なじみの恋人・シュシュ(シュー・ジンレイ)を探すため日本に不法入国する。
鉄頭は、日本紙幣を握りしめ、東京の新宿・歌舞伎町へと向かう。
言葉も分からず土地感もない異邦人の彼は、日本の警察の取り締まりや日本のヤクザ、それに中国マフィアからの圧迫という恐怖と闘いながら、歌舞伎町で出会った同郷の不法滞在者の仲間と共に、最底辺の仕事をこなす日々を送っていた。

だが、やっとの思いで探し出したシュシュは、ヤクザの幹部・江口(加藤雅也)と結婚し、娘までもうけていた…。
それでも、鉄頭は日本に残り、仲間と共に新宿で生き抜いていくことを決意する。
毎日必死に働く中、ひょんなことから江口の命を助ける鉄頭。
この出会いが彼を大きく変え、やがて鉄頭は裏社会の実力者となっていく。








コレ中国で上映禁止になったのも納得。
中国からの不法入国者たちの闇社会の実態を描いていたんですね。


イー・トンシン監督が構想から10年、3年かけて脚本を練ったという、この作品。
ジャッキー映画だ~♪なんて軽い気持ちで行ったら、びっくりして ひっくり返るわ。。。


昔の東映ヤクザ映画、アンディが若い頃よく出ていた香港黒社会もの、



結構そういう映画に慣れているはずの私(アンディ黒社会もの何十本も観ている)も
かなり、のけぞり、目を背けたくなるシーンが数多く。。。





大体ジャッキーが、普通の人間なのですから~
不死身でも、カンフーの達人でもなく・・・
本当は良い人なのですが~生きるために、裏稼業に手を染め、人をも殺害する。。。

こんなジャッキーでいいの?って私が心配になってしまった。
色々な役にチャレンジしたいというジャッキー。
でも・・・この役は、彼でなくてもよかったかもしれない。

勿論、凄く凄く頑張っていて、演技も上手いんだけど・・・
私の勝手を言わせてもらえば・・・ジャッキーにはこの役やって欲しくなかった。。。
切なすぎて・・・(本当に個人的意見です)

けど けど 彼が演じることによって集客は見込まれるし、アジアの監督がこういう風に日本を見ている。と多くの人に分かってもらえるのは、良いことかも。。。






ダニエル・ウーは
私は先日の『プロテージ』でお会いしたばかり・・・
こんなに二枚目なのに・・・なんで“ヘタレ”な男が似合うんだろう。と日頃から思っている方でして(苦笑)
今回も一番哀しく、酷い目に合う役でした。

最初はいい子なのに、不憫すぎる・・・
ある意味主役のように存在感アリアリでした。





090220_shinjyuku_sub1.jpg


いつもはかなり“大げさな”竹中さん、
外国の監督さんだと、こんなに“いいカンジ”に撮ってくれるの~という位(笑)よかったです。
さりげなくて・・・とてもいい刑事さんでした。






090220_shinjyuku_sub2.jpg


加藤さんや、昨年亡くなられた峰岸さんや、中島役の拳也さん、渡川組組長・倉田保昭さん
その息子を演じた方、ちょっとしか出なかったけど長門裕之さんなど 日本人キャストもみんな“ヤクザ”が似合っていて、とてもリアルな感じでした。






女優さんは
シュシュのシュー・ジンレイが、少しおとなしめだったかな?
彼女は難しい日本語が多かったから余計そう思っちゃった。

本当はとても演技の上手い存在感ある女優さんなんだけど・・・





逆にファン・ビンビンはアイドルっぽいイメージじゃなくて、日本語も凄く上手かったし~(まさか吹替え?)
とってもよかった!
一服の清涼剤ってカンジ?




香港映画には欠かせない、ラム・シューさんが出ているのは嬉しかった。




今時の映画だけど、拳銃はあまり出てこなくて
一昔前の香港映画のように鉄棒や、刀(香港のはデカイけど、日本のは小さい)での闘争なのが、より現実感があって怖かった。

彦祖(ダニエル・ウー)が顔や手をやられるシーン、痛かった~~~。



痛い痛い映画だけれど、ジャッキーの一所懸命さも伝わってくる作品でした。




それにしても・・・
実際 冒頭のシーンのように日本海沿岸などでの集団密航・・・
こういうことは“お話”では済まされないらしいです。
不法滞在者は一体どの位いて、どういう暮らしをしているのか、そういう人たちを救う術はないのか

考えなくてはいけないと思いました。
彼らは“何か”を求めて、危険を冒してやって来るのですから。






マリー的お気に入り度 ・・・ ★★★★★★★★☆☆











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最終更新日  2009年05月08日 22時39分40秒


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