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2009年11月15日
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カテゴリ: 映画



              真実は、あなたの知らない顔をしている





『ゼロの焦点』

監督・脚本・・・犬童一心
原作・・・松本清張
脚本・・・中園健司
出演・・・広末涼子、中谷美紀、木村多江、杉本哲太、崎本大海、野間口徹、黒田福美、本田博太郎、西島秀俊、鹿賀丈史 他




              【解説】

2009年に生誕100周年を迎える社会派ミステリーの巨匠、松本清張の同名傑作小説を映画化。結婚まもなく夫が失踪(しっそう)した妻が、その謎を追ううちに不可解な連続殺人事件に巻き込まれていく様を、『グーグーだって猫である』の犬童一心監督が描き出す。



              【STORY】

結婚式から7日後、仕事の引き継ぎのため金沢に向かった鵜原憲一(西島秀俊)は帰ってこなかった。
夫の消息を追い金沢へと旅立った妻の禎子(広末涼子)は、憲一のかつての得意先で、社長夫人の室田佐知子(中谷美紀)と受付嬢の田沼久子(木村多江)に出会う。
一方、憲一の失踪(しっそう)と時を同じくして連続殺人事件が起きるが、事件の被害者はすべて憲一にかかわりのある人物だった……。







かなり前に試写会で鑑賞したのに、ずっとレビューが書けませんでした。。。


松本清張・・・昔、何作か読みました。
この作品も絶対読んだはずなのです。が・・・
鑑賞前に犯人当てクイズの用紙が渡され、チャレンジ~ → 全く分からず。。。



問題は2つ。

第一の殺人の犯人は?
第二の殺人の犯人は?




で、一応私の推理。

豪華女優陣三人の中に絶対犯人が入るハズ。
これはきっと思わぬ人が犯人なんだ!
広末と中谷美紀~にしよう。

正解だったかどうかは劇場でお確かめ下さい。。。(笑)









原作は推理小説の王道のような作品ですが
謎解きというより、その背後にある複雑な環境や、心理描写に重きが置かれているので
見ごたえある作品となっています。



時代背景の昭和30年代。
昔の様子を忠実に表現するための努力がそこかしこに見られます。
列車や建物。道路や車・・・
どこかなつかしい風景。





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この小説で一躍有名になった石川県能登金剛「ヤセの断崖」


片平なぎさが立つとしっくりくるような断崖です(笑)

私も立ったことがあります。
覗き込むと、吸い込まれそうになる・・・

冬の日本海。

暗い海です。
この物語を象徴するような・・・




監督さんが3人の女優さんに求めた “素” “麗” “優”



“素” 広末涼子

一応主演は広末ちゃんなんですよね。
ちょっとキツイかも知れませんが、彼女・・・声が高すぎる。甘すぎる。
この暗い、深い 物語にこの声ってどうなんでしょう?

冒頭から、彼女のナレーションが入った途端、少し引いてしまった。
映りはしっくりくるのですが、どうしても最後まで声に違和感が。

彼女って演技が上手いのか、そうでもないのか、かなり微妙ですよね。
あの声で損もしてると思う(若い時ならそれでいいと思うんだけど)
少し残念でした。




20090724_zero_sub1.jpg


“麗” 中谷美紀

この方は、やっぱり華のある女優さんだなぁ・
演技も上手い。もの凄く迫力ありました・・・
ラスト近くの彼女、素晴らしかったです。






090825_zero_sub8.jpg


“優” 木村多江

彼女もやはり上手い・・・
薄幸という言葉がこんなに似合う人はいない。
笑顔でいても、どこか淋しげな。本当に雰囲気のある方ですね~。





男性陣は・・・

西島さん、よかったと思います。
もっと出番が多いかと思ったけど、意外と少なかった。
失踪?する夫。まぁ、一番の元凶というか~彼の責任は大きい。




鹿賀さんが謎めいていて、いいカンジでした。
彼はこういう雰囲気が合うし・・・
深い演技でしたよ。






結婚後わずか7日で夫が失踪・・・
夫がいなくなってから初めて“妻”として成長してゆく女性。


女性が政治に参加する新しい社会の創造を目指して闘う・・・
目的の為には自分を犠牲にすることも いとわない強い女性。


戦後の混乱を必死に生きながら平凡な幸せを求めた女性。



三人が求めた未来は掴めたのか・・・


キーワードは  “マリー”  ドキッ!私じゃないです。


最後に流れた中島みゆきの曲 「愛だけを残せ」
いつもの、みゆき節でいいのですが
この物語にはしっくりこない気がしました。



マリー的お気に入り度 ・・・ ★★★★★★★★






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最終更新日  2009年11月15日 21時31分46秒


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