ベリベリ☆ストロベリー                      ~明るく楽しい障害児のいる生活~

ベリベリ☆ストロベリー                      ~明るく楽しい障害児のいる生活~

1歳6ヶ月健診



ここ東北では1歳6ヶ月検診は1歳7,8ヶ月になってから行われていた。
ひたぽんが行ったのは1歳7ヶ月。もうすぐ8ヶ月という頃。

ひたぽん、単語がほとんど出ていなかったので、
このことを指摘されることは重々わかっていた。

でも、パパも2歳までほとんど話さなかったと聞いてたので、
その話になった時、「パパも2歳まで話さなかったらしくて。ハハハ(笑)」
とお気楽に答える予定だった。

で、いざ会場に行き、保健士と話をし、医師の前に診察行くと、
「意味のある単語は話しますか?」とお決まりの事を聞かれた。
「いいえ。あまり。でも、パパも2歳まで話さなかったらしくて。」
あまり気にしていない風に言った。

すると「そうですか。じゃあ言葉は理解してますか?」と言ってきた。
「う~ん。理解しているようなしていないような・・・。わかりません」
これもお気楽っぽい感じで答えた。

すると先生の表情が少し変わった。
「理解してないの?」と先生。
「はい。たぶん。よくわからないけど。」と私。

「それじゃあ、ほっとけないなぁ。このままにしておくわけにはいかないから、
向こうで保健士さんにどこか病院を紹介してもらって」といわれた。

そこではじめて事の重大さに気づいたのだ。

「えっ?どういうこと???ひたぽん、どこかおかしいの?????」
その時にはぼろぼろと涙が出てた。

会場の隅っこで保健士さんと話をした。
保健士さんは「なぜ先生がそういう風に言ったのか」と言うことで、
少し怒っている風だった。

まだ1歳7ヶ月だから心配する必要はないと言われた。
お誕生日前ぐらいまで様子を見て、それから病院に行くのでも遅くないと言われた。

しかし、私は医師に言われた「ほっておけない」の言葉がすごくひっかかっていた。
大丈夫であれどうであれ、とにかく専門の病院とやらに、
早く行きたい気持ちでいっぱいだった。

そしたら検診終了後に、保健士さんが家のほうに来てくれると言った。
とりあえず家に帰って、
なのちを友達にあずけて、ひたぽんと家で待った。


© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: