Qちゃん先生の子育てのヒント

小3、4で人格が決まる

小3、4で人格が決まる
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教え子(小4)のお父さんが宿題を取りに来られました。
家に帰って宿題をしようとカバンの中を探したら、
宿題が見つからなかったといいます。
オリジナルをコピーして渡しました。


小学生への宿題のプリントは、教室に入ってきた時に、
自分が座るテーブルの上に、出席シールやチェック済みの宿題と共に
置いています。
二人掛けなので、カバンに入れる際に隣の子と混じってしまったのでしょうか。 とにかく教室には何も残っていません。


Nobody's perfect. パーフェクトな人間なんてどこにもいません。
私も失敗だらけの人間です。
でも... この子については今回が初めてではないので、心配です。


園児さんなら仕方がないでしょう。
私の不手際で宿題をカバンに入れそびれたお子さんはあります。
間違ってお友だちのカバンに入れたお子さんもいました。


でも、この子はもう小4です。
自分の宿題は自分の目でしっかり確認し、自分のカバンに入れる。
私も、もっと徹底して指導するべきでしたが(反省)。
実は、この子カバンの中身も雑然で。
お母さんに「何とかしてあげてください」とお願いしたこともあります。


小3、4で人格が決まる
故意におつき合いして頂いているスクールカウンセラーの先生から
耳にタコができるくらい聞かされている言葉です。
その1~2年はとても人格形成の上で大事な時期なので、
しっかり躾、教育することが大事だと。


小学生にとどまらず、今教室で気をつけていることがあります。
今さら...で、とても恥ずかしいのですが...
1)玄関できちんと靴をそろえること。
2)大きな声で相手の目を見てあいさつをする。
3)人に物を手渡す時は、両手で渡す。


特に、3)に関しては、塾のカリスマ先生から教えてもらったことです。
私の娘もやっと最近自然にできるようになったとほめてくださいました。
カバンからおもむろに宿題プリントを出し、そのままヒョイっと片手で
「ほらよ。」と言わんばかりに勢いよく差し出す子どもたち。
ちゃんと相手の正面に立ち、上下正しく両手で手渡すのが礼儀です。


3日ほど前に、小学校受験をした年長の女の子二人の
無料体験レッスンをしました。
英語を習うのは初めてです。
お母さんもお子さんも、私の知り合いです。
受験のために、実に大金をはたいて受験塾に通われました。


本当に驚きました!
この子たち、ちゃんと「学習の構え」ができている!


姿勢正しく座る。
人の話はだまって目を見て聞く。
動作は極めて機敏。
素直に指示に従う。


きっと訓練に次ぐ訓練だったんだろうな、と思うと涙が出ます。
私の娘(同じく年長)なんて足元にも及びません。
「普通の」お子さんとは全く違う印象。
「スゴイ」学習態度が身についています。


教える側としては...本当に助かります(笑)。
「おしゃべりしない!!シーーーーー!!」なんて言葉は
必要ないんですもの。
余計なことでレッスンが中断されません。
非常にテンポよく進み、時間が余ってしまうほどでした。


習い事を通じて、得る力っていろいろあります。
専門技能や知識、健康。
努力すること、あきらめないこと、根気よく続けること、達成感。


そして、今回考えさせられました。
身の回りのことはちゃんと自分で管理する力。
これって、社会に出ても役立つ力...だと思いませんか?
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