Qちゃん先生の子育てのヒント

反抗的な態度を取った時

kosodate1.gifkosodate.gifkosodate2.gif
反抗的な態度を取った時の対処法


赤ちゃんのころは、「初めて寝返りを打った!」「初めての一歩!」
なんて感激しながら、日々の成長を喜んだものでした。
【身体的】発育は目に見えてわかりやすいものです。
一方、【精神的】発達は、視覚的に見えないものなので、
親にとっては、わかりにくいですね。


ところが、息子(当時8歳、小3)について、「変わってきたなあ~!」と
しみじみ実感するところが多く、やたら感激しています。
先日も私が息子に、「ハムスターにひまわりの種ばっかりやっちゃ
だめじゃない。」と言うと、何て言ったと思います?
ぼくのペットだからいいでしょ。口をはさまないで。 」と言い返しました。


ひぃ~~~。
今までこんな口のきき方はしたことがありませんでした。
ハムスターは、ひまわりの種が大好きなのですが、脂肪分が多いので
やりすぎると肥満につながり、皮膚疾患や心臓病や、
あらゆる病気になりやすいのです。


そして、いつまでたっても学校の宿題をやらないので、どうしたのかな?
と思っていると(午後6時までに済ませる約束です)、
突然「 宿題は7時までにやる!6時までにやらなくてもいい! 」と叫びました。
私は普段も「宿題をやりなさい。」と言いませんので、なにかしら
私からのテレパシーを感じたのでしょうか。


息子は非常に素直な性格で、自己中心的な子ではありません。
前述の二例は、母親に向って「イヤ!」と言っている例です。
よく『9歳の壁』と言います。
9歳前後は生理学的に脳が変わってくる時期なのです。
自我が芽生える時期 でもあるのですね。


親に「イヤ」というのは、自我が顔を出したサインです。
もちろん、反抗したからといって、叱るわけではありません。
反対に私はうれしくて、ニヤニヤしています。
人並みに自我が出来てきてるのか~!と思うとうれしくて。


AERA with Kids (アエラウィズキッズ) 2007年夏号によりますと、
自我とは一言でいえば「 自分を見つめる能力 」だそうです。
大事なのは、 どうしてイヤなのか、理由を聞いてやること
そして、 その気持ちを認めてあげること だといいます。


そうすることで、子どもは、自分を見つめ直し、自我の柱が太く築かれていくのだそうです。
3年生になって、時間割も6時限が1日顔を出しました。
火曜日は6時間目まであります。 帰宅が午後4時になりました。
残りは5時間目まで。 だいたい午後3時には帰ってきます。


3年生からは社会、理科、習字、リコーダーが新しく始まりました。
担任の先生は、初めての男性で、26歳の若い先生だといいます。
先日はリコーダーをふざけて吹いていて先生に「帰れ!」と叱られたそうで
泣いたといいます。
隣の席の子に「あほや。」と言われてちょっと涙が出たと言っていました。


成長しているとはいえ、うちの子はまだまだ学校で泣いたりすることも多く、
よく話を聞いてやり、辛抱強く見守っていかなければなりません。
幸いなことに、時間はかかりますが(いやなことがあった翌日とか)
親にちゃんと出来事や気持ちを話してくれます。
自我自立も行ったり来たり、ですね。
back.gif next

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: