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2010.05.22
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カテゴリ: びしびし本格推理
鯨統一郎の刑事ドラマを読んだ。

○ストーリー
死体を損壊し,鬼に見立てた連続殺人事件が起きる。犯人はみずから「鬼」を名乗り,人類宛てへ挑戦状を送りつける。「鬼を消す」ために警視庁を去っていた男が,事件の捜査のために日本に戻ってくる。果たして人類と鬼の抗争の行方は?

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「隕石誘拐」は作品が混乱しているように感じたが,この「鬼のすべて」ではそれはだいぶ解消されている。物語の枠組みは,かなりフツーのミステリーになっていてシンプルだ。連続殺人事件が起き,警察の捜査本部があり,探偵が進める捜査があり,双方はけん制をし合いながら犯人を追い詰める。

事件の背景に日本文化の中の「鬼」への解釈,それに隠された歴史上の秘密というものがあり,歴史や文献と事件を絡める手法は鯨統一郎の魅力が発揮されている。

最後に提示される「鬼」の真相(への仮説)は辛いものだし,物語ともリンクをしていて,なかなか重々しく結末を迎える。検証されるロジックも説得力があり,鯨統一郎の長編としてはうまくいっていると思う。

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気になったのは,警察の捜査本部の人々の動きだ。複数の警部,刑事が登場するが,なにやらムダにお互いを嫌悪感を抱いていて,上司の者はその立場を利用して,気に入らない者に対して嫌がらせをしたり,排除したりしている。



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「人類」対「鬼」,という構図までほのめかされていて,どこまで作品が広がっていくのか不安になったが,最終的にはきちんとまとまりを見せて終わった。

ホッとする一方で,鯨統一郎の長編って,もっとワクワクするものを期待してしまう僕がいる。











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Last updated  2010.05.22 18:37:42
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