りぶらりだいあり

りぶらりだいあり

PR

Profile

りぶらり

りぶらり

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

Australia is bannin… 恵子421さん

なすび0901 なすび0901さん
読書とジャンプ むらきかずはさん
片手に吊革・片手に… もりのゆきさん
From おおさか mayu0208さん

Calendar

Comments

おきま@ Re:「PRIDE 池袋ウェストゲートパークX」石田衣良を読んだ(07/30) 約32年前に池袋のウェイターに騙されて風…
深青6205 @ Re:「恩讐の鎮魂曲」中山七里を読んだ(08/16) こんにちは。御子柴シリーズはお気に入り…
りぶらり @ Re:「我が家のヒミツ」奥田英朗を読んだ(06/18) なすびさん,お久しぶりです。僕が本を買…
なすび0901 @ Re:「我が家のヒミツ」奥田英朗を読んだ(06/18) 好きな作家の一人 図書館で借りないでア…
2010.06.14
XML
カテゴリ: ばくばく冒険小説
鯨統一郎の「タイムスリップシリーズ」の第2作目を読んだ。

○ストーリー
かつて現代にタイムスリップをしてきた森鴎外を助けた女子高生・ウララは,今度は自分自身が幕末に飛ばされてしまう。そこでウララは,自分自身の時代に戻るために,歴史をゆがめようとする未来人と戦うこととなる。彼女は幕末の英傑たちとチカラを合わせ,正しい明治維新の成立を目指す。

-----------

『龍馬伝』が放映されている今年にピッタリの作品だ。16才のウララは,”千里眼のおうら”として,8年間を幕末の江戸,そして京都で過ごす。仲間は森の石松と鞍馬天狗という,我々の知っている正史では架空の人物たちだ。

幕臣:勝海舟,土佐藩:坂本龍馬,武知半平太,岡田以蔵という今年大人気の人物たちが登場するだけでなく,薩摩藩:西郷隆盛,中村半次郎,長州藩:桂小五郎,山県有朋,高杉晋作,新撰組:近藤勇,土方歳三,沖田総司も登場する。また,小栗上野介,岩倉具視,清水の次郎長も重要な役柄で登場する。

驚きの登場人物は,アメリカからリンカーン,スウェーデンからノーベル,という偉人たちで,ゆがめられた歴史のおかげで日本を訪問し,ウララたちと会うことになる。

-----------

歴史好きの鯨統一郎なので,ゆがめられた歴史の部分以外では史実にこだわる。


その都度,歴史をゆがめようとする人物がヒネリを効かしてくるため,ウララたちは工夫と瞬発力で切り抜けていく。

なので歴史にこだわる人も,「ひょっとしたら?」というifの世界が好きな人も両方楽しめると思う。

-----------

また,とくにif系を楽しむ人にとっては,ウララの仲間の鞍馬天狗が,沖田総司,岡田以蔵,中村半次郎と,それぞれ立ち合うシーンはたまらないサービスとなっている。

-----------

ただ,なぜか読後感がスッキリしないのだ。主人公のウララは,強気過ぎるところがあるが,ちゃきちゃきしていて性格は悪くない。その分,情報を入手するために望まない人物としとねを共にしたりとかは,ウララの性格とちっとも合っていなくて不自然な気がした。

問題は多分,物語の方で,前作のようにタイムスリップによるカルチャーショックなどは,ほとんど登場しない。それよりも歴史のイベントを追うのに忙しく,とにかく幕末史を駆け足で進む。結局イベントが多過ぎて,後半は食傷気味になってしまう。

-----------

またウララを幕末へと連れ込んだ人物のある謎も,最後まで明かされなかった。シリーズ化がされるのを前提にしているようで,作者の傲慢を感じてしまう。

このシリーズって,題材的には昔のNHK少年ドラマシリーズに似ているので,NHKがラジオドラマ化を行ったが,鯨統一郎の作品として優れているかと問われると,ちょっとそうでも無いように思える。








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2010.06.14 22:55:20
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: