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2011.10.20
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ドラマ化もされた鯨統一郎の〈作家・六波羅一輝シリーズ〉の第4作を読んだ。

○ストーリー
ミステリー作家の六波羅一輝と編集者の北村ミナミは,六波羅の学生時代の友人の依頼で小樽へと飛ぶ。そこではアイヌの秘宝伝説をきっかけに,研究室の中での議論が起こっていた。それは研究員の自殺,別の女性への殺害宣言までにおよぶ。東京から来たトレジャーハンター,アイヌの子孫の美女,ストーカーが登場する中,新しい事件が生じる。その時,六波羅の能力が指し示したのは???

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トンデモ歴史ミステリーの作家・鯨統一郎の作品の中で,テレビドラマ化されたという貴重なメジャー進出作品である〈作家・六波羅一輝シリーズ〉の新作だ。

男女2人のペアが,風光明媚な旅先で観光名所を回りつつ,その地方の歴史との関連を感じさせる連続殺人事件に巻き込まれる,という2時間ドラマにニーズをガチガチに押さえたシリーズだ。

第1作では遠野,第2作では沖縄,第3作では京都と来て,今回は小樽が舞台だ。まだまだ舞台には事欠かないので,どんどんシリーズを続けてもらいたい。

ところどころでドラマのスポンサーに気を使っているのが笑える。

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登場人物の行動については,一応最後にそれぞれ説明があるが,あまりにも思わせぶりなあ。あと気になるのは,いくら北海道の人がおおらかだとは言え,マンションのセキュリティゆる過ぎだろうっ!こんなんじゃ,犯罪起きるよ。

ミステリーとしては,かなりお手軽だ。アリバイトリックが時代物・・・涙。

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一番の問題は,鯨統一郎の売りである歴史ミステリー部分が弱いことだろう。ニシンの売上げや,貿易港として栄えたという小樽の歴史は分かるが,アイヌの秘宝と小樽の関係は全く語られていない。古老の言い伝えだけで,真剣に宝探しをするって,ちょっと冒険家過ぎる。

アイヌへの差別の歴史も述べられているし,ちらりと義経生存伝説も触れられるが,歴史的な裏付けは一切無しだった。トンデモ説でも良いので,少しは歴史考証をしてもらいたかった。

まあ,でも頑張れ!目指せシリーズドラマ化!

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最初の3作は,中央公論新社からノベルズで発表,その後に文庫化というフツーのステップを踏んでいたが,なぜかこの4作目だけ最初から文庫で発表された。

買い揃えているファンには酷な仕打ちだなあ。(買ってないけど・・・爆)









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Last updated  2011.10.21 18:09:44
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