AM5:00

200702




2月3日午前4時半

まだスタート地点に立ったばかりのあなたは
ゴールテープを眺めながら
あたしがそこを走りきる姿を思い浮かべて
楽しみって言ってる
それを聞いてあたしは泣いてる

あたしは足を一歩出すこともまだ上手にいってない
頭がたまについてこない 体がたまについてこない
止まってばっかりで 戻ってばっかりだ
同じところぐるぐる、こんなんでほんとに着くの?
って 焦ったり嫌になったり、自分を励ましながら生きていて

そんな中で、あなたがあたしの手を引いている
戻ろうか否かの考えごと 答えをじっくり出す必要はなさそう
あなたがあたしの手を引いている
あなたはどこまで走る?
あなたの足がうまく動くように あたしは今までで一番願う


あたしが、あなたが、ゴールできるかなんてこと今はいいくらい
あなたがスタート地点にいることが本当に嬉しい
それだけで今は充分幸せな笑顔ができるのに
あなたは楽しみって言う
自分はまだ走り出してもいないのに、何歩分か先の位置にいるあたしに聞こえる声で
その先に着いたあたしを楽しみにしてるって言う
それを聞いてあたしは
また泣いてる


焦ったり嫌になったり、自分を励ましながら生きていている毎日で
あなたがあたしを後ろからあたためて
原動力を振り掛ける
お互い決意を本物にしていこうじゃない、
不安は消えないけど少しずつ進んでいこうじゃない
あなたが頑張っていく限り
あたしが止まる理由はない










にがつよっか

今までの習慣全部しまい込まなきゃいけない時
どうやってうまく正しくいたらいいんかね
2人で我慢して 2人で考えれば
いい答えは出てくれるかね
あたしだけじゃなくて
ちゃんと2人が理解できる方法
あなただけが辛いんじゃなくて
あたしも負荷はかかっていい

だから支えてね
下手なりにもがくよ
やめないって約束はきっと5年後
声を震わせずにきっと。










2月5日

本当に合わない者同士なんだ
例えばそれでも追って追って
時々気まぐれで隣に置いてもらったりで
ただちょっと笑って繰り返していくの
そんなことをやっていくんでも
いいよなぁって本気で思ってたんだって

それは無力だけど
向かい合う心には
最後まで何も響いてくれないのかもしれないけど
それでも笑うでしょ
あなたはあたしで遊ぶでしょ

あなたの頭にあたしがちょっとかすったら
その度あたしは話しかけて「会おうよ」って言って
あたしの頭にあなたが偉そうに居座って
その度あなたはあんまり応えてくれなくて
なんの見込みもなくても
なくても
そんなことをやっていくんでも
いいよなぁって本気で思ってたんだって










7日

嫌な予感と、明日の午後と、来月の先のこと、もっと先に必ずくる日、どうでもいい

あたしなりの大きな決意があって、だからこそできる想像や予想
そしてそれが本当に本物になるのなら。
そんなふうに考えるからこその行為なのに
こんなふうに小さく刻むのも
意図的に消せるものを選ぶのも
やっぱりそうなのかと震わせてくれちゃうね

泣いてたって寝てたって頭ん中ソレなんだよ
これじゃ誰もずっと傍にはいないって
そうだって
そうなるって。



細かい言い回しは置いといて、今日何もないことも置いといて、
変わらずあたしはあの人を気にしていて
すれ違うと言葉もなくて
でもどう
また3月になる
違う場所でもう一周始まるよ










9日

あなただけが辛いなんてことは起こっちゃいけない
あたしもこの場所で頑張らなきゃいけない

あなただけが分からないこと 消化しきれないことはあっちゃいけない
あなたがほんとに理解するまで繰り返さなきゃいけない

あたしのせいであなたが独りになるのは嫌だ
変わるなら変えよう できるならやったらいい

今まで人を泣かせた分、あたしが頑張ったらいい
ほんとに何も引っかからなくなるまで確かめる
起きて、支度して、ドア開けて、歩いて、やるんだよ










2月14日 (0214~0314 最初の4行分TOP)

水曜の雨が半円分くらい回ったとこ
小さくなって霧になった粒も
一人の都合じゃ動かない
だからここで この真上 ずっと 見える限り先まである感じ

一日終わって戻って
一日過ごして変わんないことばっか
一日終わってまた戻っちゃう
今日で なんか変わっちゃったことばっか

土曜日が 土曜日が

うまく返せない返事だって 見えてないとこで言う言葉だって 違う

その基準そのものが軸だって 忘れちゃう大事な話だって 

違うのに
あるのに
いたのに
まだ並んでる時間がいいのに



なぞってったら簡単に着いた
心に負荷がかかるくらい真剣に望んでみたら
なんかふわってちょっと離れたよ










17日 序盤前半

本気すぎる気持ちを伝えたら
もっと濃く本物になって
あなたの中に溶けていくのを知って
それが外側から内側から沁みて

頭のまわる時間帯、ほんの少しの空き時間、夜遅くの眠い時間

隙間だらけのやり取りで どちらとなく回転する呼び合いで
誤解語弊無しになるほどの それほどの幕が下りてくる


痛いほど疲れるまでやってみる もう隠さないで言ってみる










19日 昼下がり

時々風の力で揺れる波
落ち着いてきた広い波
この先きっとおだやかに
きっとあまりに静かに変わる波

あなたがふれる水
あの子の気持ちが映りこむ水

浄化を繰り返し波打つ
その音のゆったりとした頻度で
幸せだとか言えたらいい





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