百鬼夜行

百鬼夜行

第4話「7のhyena」



?「イワキの覇風衝動が効かなかったのか?!」

?「・・・アノ技ヲ防グトハ信ジラレン。」

?「ヒャッハ!面白いもんだぜ!」

?「だがカスには変わりないさ。」

?「イワキも弱くなったもんよのぉ!」

カシュゥゥゥン・・・

ライトがその6人を照らし出す。
その6人はそれぞれの椅子に座ると、
誰かの登場を待った。

ギィィィィン・・・

大きな門が開くと、一人の凛々しい男が歩いてきた。

?「やぁ。皆様ご機嫌はいかがでしょうか?本日、隠密部隊イワキ殿が殺されたことはご存知でしょうね?」

その男は皆に紅茶を振舞うと、自分の席に着いた。

?「さて、瀬良殿。」

その男は瀬良と言う名前の男を呼び寄せた。

瀬良「ハイィ、承知しましたァ。」

瀬良は右腕のブレスレットを外すと、円を描くように空気を斬らせた。
すると、その円から大きな黒い筒が出現した。
その筒を瀬良は手に取ると、その男に差し出した。

?「ご苦労。」

瀬良は再び自分の席についた。

?「イワキ殿を殺したのは、楽心の2年生2人ですか。」

瀬良「ハイィ、そうでございますゥ。」

すると、背の高い男が言った。

?「れいたの雅仁か・・・」

瀬良「誰だそれは?」

?「あぁ。後で教えてやるよ。」

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