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2015.04.28
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カテゴリ: 文学
146 『石 と人間の歴史』

蟹澤聡史 中公新書 257頁 ¥820 2010.11.25 初版第1刷発行

[目次] 

まえがき

序   石とは何だろう

第1章古い大陸とその周辺の石

第2章テチス海の石

第3章アジアの古い大陸とテチス海の石

第4章新しい活動帯の石



あとがき

引用・参考文献

[内容]

世界各国、古今東西の建築物、遺跡、彫刻などがどのような岩石で造られている
かが記されている (下記参照) のに 興味を覚えて買いました。

[感想]

この本を読んで、石は身近なものなのに、動物や植物にくらべて自分の知識がな
いことをつくづく感じさせられました。

[抄録]

〇 地表に近いところの岩石には、火成岩が圧倒的に多 い。火成岩とは地球内
部で生まれたマグマが上昇して固まったものである。火成岩には、火山岩と深成

マグマの上昇が地中で止まり、そこで固まったものである。(5-6頁)


〇 ギリシャのパルテノン神殿、デルポイの神殿 ――― 石灰岩

  ミケランジェロの彫刻ダビデ像 ―― ビアンコ・ カッラーラの大理石

  ローマのコロッセオ、日本の新国立劇場の床  ――― トラバーチン

  ピサの斜塔とドゥオーモ    ――― 大理石



  ハンガリーのマーチューシャ教会 ―― 多孔質石 灰岩とトラバーチン

  チェコのカレル橋       ――― ボヘミア 砂岩

  英国ウエストミンスター大聖堂 ――― 旧赤色砂 岩

  英国シュルーズベリー城    ――― 新赤色砂 岩

  オスロの彫刻公園       ――― ボー ヒュース花崗岩

  クフ王ピラミッド    ―― モカタム層石灰岩 (ただし玄室天井の梁は
花崗岩)

  スフィンクス       ―― マーディ層の石灰岩、泥灰岩質岩、砂岩の互層

 カンボジアのアンコール遺跡   ――― 細粒砂 岩、ラテライト

 秀吉の大阪城の石垣       ――― 花崗岩

姫路城の石垣          ――― 白亜紀の流紋岩質溶結凝灰岩

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 ランダム読書日記 

  by 道は るか MICHI Haluka (2015.4.28. No.146)










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Last updated  2015.04.28 21:50:50
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