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Calendar
メインイベントなんて言い方がふさわしいとは思わないけど、やっぱりお盆に帰省したら
必ずある一番大切なことは お墓参り。
まずは、仏さまが乗ってくるきゅうりと茄子の馬を作り、
仏壇の扉も閉めて、飾り棚を作って、供物を並べる。
お参りに行くと、お墓の前で樺(かんば~白樺の樹皮)を燃やし
仏さまを背負って帰ってくる。家に着くと、もう一度樺を炊きます。
樺は仏さまがいる間中、毎夕に炊くことになります。
仏さまをお迎えした当日はお盆料理をいただきます。
野菜のてんぷらやかき揚げに、茄子や昆布を中心とした煮物に酢の物。
仏さまが帰る日には、そうめんを茹でた鞍を馬に乗せて、灯篭も消します。
ご先祖様を大切にする風習。
何代も何代もつながっているのだなぁと思う時。
仏壇に手を合わせながら、子どもたちにつながっている命や血を考える。
そして、ちょっぴり私は違うんだ・・・とよそ者の様な寂しい感じがする。
独特な慣わしやお盆の料理。
何年たってもわからないことばかり。もう14回目のお盆なのに、ね。
それでも、受け継いでいきたいなぁって思って少しずつ勉強中です。
煮物の材料や味付け、忘れないうちに書いて置かないと。