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帰省中は、読みたい気持ちがあるばかりで、実際には本を読まなかったので、
入院中に読んだ本のことです。
子どもたちに「適当に本を持ってきて」と頼んだら、持ってきてくれたのは、長男が
夏休みの読書用に借りてきた「ホッテンプロッツ」や「シャーロックホームズの冒険」、
「ポケモン」のコミック本。長女が「りぼん」や「僕等がいた」。
子どもたちの気持ちは嬉しかったし、おなかの痛みも落ち着いてきて時間を
もてあまし始めてたので、とりあえず全部読みました。
でも、回診のときに「ポケモン」読んでたりして、恥ずかし、いくら20冊くらい
あったってすぐ読み終わっちゃう。
で、リクエストして買ってきてもらったのが、
「小さき者へ」は先日本屋へ行った時、文庫本がたくさん平積みされてるのを見たばかり、
「本を読むわたし」は情報番組のお勧め本コーナーで取り上げられ、そのあと新聞の
書評欄でキョンキョンがコメントしてて、気になっていた本。
買ってきてもらってあとから気づいたのですが、「小さき者へ」の文庫本のあとがきを担当して
いたのは、華恵さんでした。
「大切な思い出は、必ず本と結びついている」という彼女は「本を読むわたし」のなかで
そんなお気に入りの本の1冊として「小さき者へ」をあげて、自身の小学校時代の塾の
友だちとのエピソードを紹介しています。
素直に自分のことを表現しているのが、気持ちいい本でした。
子どもたちと同世代の頃を振り返ったエピソードばかり。
読んでいて応援したい気持ちでいっぱいになりました。
表現をするというのは大切なことです。
それは文章だったり、絵画だったり、歌だったり、ダンスだったり、スポーツだったり
いろんな形があるんだと思うのですが、何にせよ、自分を表現する手段をもってる
子どもは大丈夫だと思うのです。
思春期にこれまでと違う自分の気持ちをもてあましてしまったり、悩んだりは
誰でもあること。
それを外へ出せないでいたとき、誰かと共感できないでいたとき、いろんな事件が
。