気ままにDIARY

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November 21, 2006
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カテゴリ: 映画・TV・読書

ずいぶん前にちらっと書いた「貴婦人Aの蘇生」しばらく置きっぱなしになって

いたのですが、読み始めたらまた一気読みしちゃいました。

著者小川洋子さんの本はこれで3冊目。

「博士の愛した数式」に始まり、先日の「ミーナの行進」そしてこの本。

どれもみんな同じ空気が漂っている本です。

博士がたった80分しか記憶を持たないハンデを抱えているのと同様に

貴婦人~に出てくる ニコ は何でも二個ずつ片付けないといられない

ハンデがあるのです。幼いときにクレヨンは2本ずつ箱から出す、牛乳を

飲む前にコップの縁を2周なぞる、あくびや咳は2度ずつする、飴は

2つずつ口入れる・・・。そうしてついた呼び名が ニコ。

ストーリーはもちろん全然違うのだけれど、空気がとてもよく似ていて

読み終わった後のまったりとした感じも似てるのです。

でも、私は今のとこ、この感じが嫌いではなく心地いいので、つい

繰り返し読んでしまっています。

読書の秋してます。






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Last updated  November 23, 2006 06:12:26 PM コメント(6) | コメントを書く
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