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走った経験なんてないのに走りたくなる本です。
仕事に遅れそうになって、会社まで走るのだって 気持ちよく走れそう(単純すぎ)な
ほど、走るっていいなって思える本です。
誰もが見たことがあるお正月の箱根駅伝を題材にした小説で、そもそもこの駅伝に
挑戦する10人は発起人の一人とあと2人を覗いて陸上経験ゼロ、マラソンなんて
初めての大学生たちです。中の一人マンガおたくの彼はマンガを読みながら
ルームランナーで渋々練習を始めたのですが、それがみんなと走っているうちに
どんどん走ることや仲間に魅せられて変わっていく。
何か1つのことに打ち込むってこんなに感動を呼ぶことなんだって改めて実感。
長距離ランナーに必要なのは 速さ よりも 強さ っていうの、なるほどなぁって
唸ったり、ついつい応援したりしながら読んでしまいました。