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原作を知っている方からすると、
カットされている部分が多く、これじゃわかってもらえない・・・って
いう声が出ているとも聞きますが
(って映画サイトのレビュー見てそう感じたってこと)
確かにあれこれはどういうこと?ってちょっと突っかかるところも
あるものの、そこは想像力でなんとなくカバー。
きらきらした「すず」が本当にかわいらしくて、描写が足りないって
言われる彼女の苦しみも戸惑いも、その雰囲気から十分に推測できました。
複雑な家庭事情の中にあっても
多少の衝突はあれ、大きな混乱やドラマチックな展開はなく
大泣きしたり、大声を出す場面も少ないけど、
それがその分、本当のことのように感じる。
日常だから、それを受け入れて
折り合いをつけながら生きている。
家族を大切に思う気持ちと、
古くからの習慣やものを大切にしようとする様子と、
そういうものが全体にずっと流れてて、
見終わった時には優しい気持ちに包まれました。
原作、読んでみたくて
生まれて初めてマンガ喫茶に足を踏み入れようかと思案中です。