紫燕飛舞

帰去来

大宰府の、「九州国立博物館」外観も、内側からの眺めも、周囲の自然を生かしたなかなか素敵な建物でした。だだっ広い中を、母の車椅子を父と交代で押しながら見学しました。去年、法隆寺で拝んだ百済観音の、そっくりのレプリカがあってびっくり。 暮れに母が膝の手術をした、その名も「Ｋｎｅｅ clinic」の倉庫のような外観。アメリカでもなんでもなく、福岡も熊本の県境に近い田舎の病院なのですが、中は体育館なみに広いリハビリルームに、プールも完備。巨大な観葉植物いっぱいでオシャレなのです！(患者さん一般は、場所柄農家の高齢者という方が多いのですが。）入院棟にも、いわゆる白衣の看護師さんのかわりに、ポロシャツ、チノパンの｢スタッフさん」のみ。（よって婦長さんにご挨拶をといっても、そういう立場の人は存在せず。）ホークスの選手や、レスリングのなんとか姉妹など、有名どころのスポーツ選手の来院者の写真、壁に多数でした。地方で土地が十分確保できるから、これだけ斬新な施設が作れるのか。。。？神奈川のうちの近辺では、見たことも聞いたことも無いタイプの新しい外科病院でした。腕も評判らしく、県内の方にはお勧めします。 妹とは、天神ビオロ五階の、ＤＥＬ ＲＥＹでランチを。美形のオニイサンさんに(笑）クレープを焼いてもらいました。ショコラ(アントワープ直送らしい）も美味で感動☆最近福岡に帰省すると、なんだか負けた、と思ってばかりです。(笑） 先日は、次女も無事、成人式を終えました。晴れて、ほっとしました。思えば１９８９年、彼女が生まれた翌年、バブルによる土地高騰の真っ只中社宅を出て縁もゆかりも全く無いこの土地に流れ着き、二十年。子どもふたりをなんとかここで育て、それぞれに振袖を着せて、街の成人式を賑やかし(笑）ました。ま、それがどうした、なんですけどね。感慨深いものはあります。新春、帰省の飛行機から眺めた富士山。ご挨拶、遅れすぎもいいとこですが、本年も宜しくお願いいたします。 筑後は我が産土、雲騰る南風のまほら、飛ばまし今一度