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今年も、細々ですが、ピアノのお稽古続けています。前半、バッハと並行してずっとレッスンしたのが、これ。ブラームス 間奏曲 Op.117-1 変ホ長調三月にこの曲で発表会に出る話もありましたが、義父の入院で帰省したり、年初はバタバタして早々に遠慮。いつか自分のためにのみ時間使えるようになったら、参加させてなんて言って逃げましたが、いよいよ当分難しいかも。(^^;)しかし、ピアノはやめられないです。楽譜読んでる時間が、今最高の現実逃避のひとつなので。(笑)たいていサイレントピアノにしてヘッドフォンでもう、話しかけないで!オーラ全開で。。(爆)練習したりしてます。最後のページ、泣けます。 ブラームス自身、Op.117の三曲を、「わが悲しみの三つの子守歌」「絶望した独身者の子守歌」(笑)とふざけて呼んでいたのだとか。巷で言われているほど、彼がクララ一筋だったとは私はまったく思ってないんですが(殴)いろいろあって、思う通りにはいかなかった多くの事、家庭を持つことがかなわなかったのもそのひとつでしょうし、(クララへの感情は、そういうレベルは超越した、 芸術的な共感と、生涯尊敬する「師」としての 強い愛だったと思われ。。)そんな人生への忸怩たる思い、晩年の境地、その独白が滲んだような、そんな楽譜に思います。音楽の魅力って、素晴らしい演奏を聴くのはあたりまえのこととして、実際楽譜を弾いてみて、あらためてわかることって多いですよね。この曲、特に中間部の暗さは、なかなか凄味のあるものがあり。。弾きながら、わかるよっ、ブラームス、本当にうまくいかないことばかりよ人生、なんて共感し。(僭越マックスですな 笑)だからこそ、ラストの突き抜けたような美しさに、彼が最後にみた諦念、のようなものを感じ、心が震えます。最高に好きな曲のひとつです。中年世代に贈られた宝物かも。(爆)楽譜読むのが楽しいのは、後半無謀をかえりみず挑戦中のショパンもですが、こちらには感じるのは、むしろ「官能」かな。またいつか。 某コンビニチェーンの期間限定スイーツのシールを集めて娘がもらった、「りらっくま」のマグカップ。私もまた血糖値もかえりみず、「スプーンで食べるどら焼き」(結構おいしかった)なんて食べて協力しましたが、もらっても結局使いもしないので今日はお花を飾って。バラは、この秋は絶好調のERジュビリーセレブレーション。パンジーは(今年も買った)ムーランルージュです。
November 28, 2010
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Abraham Darby秋薔薇なんていっても、もうあっというまに木枯らしの季節ですね。今秋はろくに写真も撮りませんでしたが、酷暑の後のわりに、咲くものは良く咲いていた気がします。手入れ悪く、チューレンジに丸かじりされてしまっていたのが何本か。。アブラハムが今、秋らしい濃い色で咲いています。 こんな形で咲くこともある。(葉が汚いねえ。。) 粉粧楼 Arethusaこれは今年の秋、よく咲き続けた一本。 今季、我が家の家宝のひとつに仲間入りしたロイヤル・サセックス・ガーデントラッグこの品格ある、イギリスの伝統的な名品が、みかん籠に甘んじるだけになりませんよう(爆)ふさわしい薔薇で、いつかいっぱいにしたいです♪この時お籠入りしているのは、The Prince と Jubilee Celebration ロイヤルといえば、「ケイト・ミドルトン」なんてER??そのうち発売されるかもしれませんね。おめでたいことです。先週末、「トワイライトサーガ エクリプス」というアメリカ映画をこどもと見に行きました。簡単に言ってしまえば、バンパイアと、人狼族と、人間女子高生の三角関係(爆)荒唐無稽、しかしなかなかツボな面白いストーリーで、これは完結編もたぶん観に行くと思います。(現在三作目)この映画で、アメフト選手のようなマッチョな高校生が、綺麗に狼に変身するシーンがなかなか見ものなんですが、うちのレオが人間に「変身」すると、どんな芸能人か?というあまりにもアホな話題でしばし娘と盛り上がりまして、結論が、嵐、大野智。(ファンの方ごめんなさい~ ^^;)おおのってにゃ??ムッ。
November 21, 2010
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振り返るとこのブログ、今年もバラにクラシック音楽と、一見、優雅な生活でもおくってそうに誤解を受けがちな(爆)テーマばかりでしたが、現実はね。。。先般、夫が決して言ってはならないことを私に口走りまして、あーわかった、全部もう丸投げして実家に帰りましょうと、一瞬決意しましたがそこは大人げないと踏みとどまりそこで閃いたのが、(福岡行片道正規飛行機運賃とほぼ同額の)ウィーンフィルのチケット、その当時数枚だけ残っていた川崎公演のS席。(爆)十一月五日。川崎ミューザ。最愛の、マーラー9番。買っちまいました~。もちろん内緒で。ウィーンフィルの来日公演なんて、いったい誰が行くのだろうと思ってましたが、こんな、介護問題の喧嘩で逆切れした五十代主婦のやけっぱち買いなんてのも有りかと、それも人生(笑)とそれなりに楽しみにワクワクしていたんですが、指揮者エサ・ベッカ・サロネン、何を思ったか来日をドタキャンしてくれまして。代わりに若い指揮者(ネルソンス)がモーツアルトやドボルザークを当日は振ることになったんですが、払い戻しも可、ということになり、結局、速攻キャンセルしました。マーラー9番だからこそ聴きたかったので。。悪銭、じゃなくて身分不相応チケット身につかず???あ~悔しい。ウィーンフィルは遠い大学時代、伯父が行けなくなったチケットを譲ってもらい、一度聞いたことがあります。当時、クラシック音楽はまったくの興味の外で、ただただ、オケのメンバーの、金髪で鼻が高く美しいことって(笑)それだけが印象に残っている。。今回、コントラバスの方の富士山での事故死など、不幸もあったようですがコンサート自体の評判は、さすがに、とてもいいですよね。やっぱり、聴くべきだったのか。。。また、私に、聴く機会が訪れますかどうか。と思っていたところ、NHKBSバーンスタイン特集で、彼が振るウィーンフィル、どんぴしゃマーラー九番!を、先週末深夜、観ることができました。これは、もう縁ないかもな、と思った。。(笑)ベルリンフィルこそ絶対、いつか聴くぞ。アホですな。今日は今から「トワイライトサーガ」狼男vs吸血鬼なんて映画を見てくる予定です。
November 13, 2010
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先日、目黒雅叙園で現在行われている、「華道家 假屋崎省吾の世界展」を観てきました。雅叙園、昭和三年創業、かつて「昭和の竜宮城」と呼ばれたという、豪奢な建築物です。目黒駅から徒歩数分、急な坂を降り切ったところに、都心とは思えないような独特の別世界が広がっていて、びっくりしました。なかでも総けやきの百段階段は圧巻で、その途中にある七つの部屋それぞれ、趣向を凝らした日本画、美人画で天井、襖など飾られています。写真撮影不可だったのが、実に残念。ここはロビー付近です。 和服がさまになるような設えですね。 ここを会場にして、假屋崎さんが花の個展を初めて、もう今年で11回目だそうですが、彼のお花、この雅叙園という絢爛豪華な木造建築の雰囲気に、非常に助けられているな、という印象。まあ、こういう自分の個性を生かしてくれる場所とタイアップできる、彼の商才こそ天才なのかな、なんちゃって。(逃)会場のバックミュージックがショパン!だったのも、彼らしかったです。(笑)お花は迫力があり素晴らしかったですが、彼デザインの振袖も一緒に展示されていて、全部観終わったところで、今度は物販のお部屋。假屋崎先生著作の数多くの本、CD(ショパン中心)、カレンダー、先生デザインの花器、ハンカチ、なんと彼発案の糖尿対策きくいもクッキー(彼も糖〇ですよね)まで!どこまで広がるカーリーグッズ。。(爆)商魂に長けていらっしゃいます。そこにひっかかるカモオバサンがここにもひとり(~~;)ガラスの一輪挿し、記念に買ってしまいました。。↓小ぶりでも重さがあって、枝ものもさせるそうです。 (オソマツ)今回、私のピアノの先生から招待券をいただき、次女と行ってきました。先生が先日参加された八ヶ岳の音楽のイベントに、假屋崎さんがゲストで来ていたらしく、ピアノも弾かれたらしいのですが、彼のピアノ、まるで彼のいけたお花が弾いてるんじゃないか、という音なんだそう。まさに「少女の音」!だと。。。恐るべし、カーリー。(爆)ついでに言いますと、先日NHKハイビジョンで四時間ぶっ続けでやっていた「みんなのショパン」という特集番組、ショパンコンクールを観て現地から帰ったばかりというカーリーがKYにはしゃいでいたのは許せるとして(笑)番組最後、人気投票で一位になった「英雄ポロネーズ」を、横山幸雄さんが演奏するバックの彼がライブでいけた花、あれはあまりにしょぼすぎるのでは。。。。。本業はもっと頑張ればいいのにな、と思いました。(失礼)さらにいうと、なんであの番組でチュートリアル徳井のド下手のピアノを聴かねばならないのか。仲道さんが彼に教えてみたかっただけではないのか。。いろいろつっこみたいところを、ここで吐き出して終わります。(笑)
November 7, 2010
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