Atletico Tokyo~アトレチコ東京~

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2005.01.20
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テーマ: ニュース(97038)
カテゴリ: Others
最近メディア界ではNHKの番組への政治介入問題について半分戦争のようなことが起こっている。NHK対朝日という構図だ。


一連の報道をすべて見ると、どれが正しいのかは一見するとよくわからない。しかし、問題をよく注視していると、ある部分に矛盾点が出てくる。

結局、一方向からしか情報を得ない人はやはり考え方が偏りやすくなる。テレビを見る時間がなく、朝日新聞を購読している人からすれば悪いのはNHKだと思いやすいし、海外でNHKしか日本のテレビが見られないという人はその逆を考えやすい。今回、分が悪い、というかずれているのは明らかに朝日新聞であると思うのだが(多くの人がネット上で書いていることなのでわざわざ書くのはやめておく)、ネットで見る人というのはいろんな人の意見を吸収できるのが強みなのかもしれない(もちろん匿名性がある以上これが必ずというわけでもない)。

今回の話に限らず、例えば日韓W杯のときにもメディアはこぞって韓国を応援し、ネット上では韓国の判定疑惑に非難轟々という状況があった。日本のメディアは韓国を非難することはできなかった、というより話題に出せなかった(W杯報道について言えば、日本はスルーで韓国は疑惑=圧力としてほとんど扱わなかったが、世界中のメディアがこの疑惑に沸いていたことを考えなくてはならない。でもそれは日本のメディアからだけでは伝わらない。)。理由はわからないが。ちなみにこのことについては、日韓両国民の感情の真実は何なのかに迫った本が存在するので(大学の研究室にあったのだが題名は忘れた。後日アップする)それを読むとどの媒体が真実に近いのかもわかってくると思う。


話があちこち行ってしまったので、報道の話に戻そう。我々が覚えておくべきなのは、特にTVなどのメディアが真実を100%伝えられる構造でないことである。
1つに、当たり前だがTVには金が必要で、その出所を悪く扱うことはできない。これは気がつくと(かわいい例では日テレと巨人、また悪い例に朝日を出すと朝日と北朝鮮のように)どこまでも広がっている。
もう1つは、ここ1~2年TV局と関わっていてわかったことだが、TVは厳密な締め切りが存在することだ。TVが急遽空いてしまった放送枠を埋めることはほとんど今は不可能である。時間に追われるプロデューサーは、例えばドキュメンタリーで取材先に行ったときに予定していた取材相手に会えなかったとしたら…?残念ながら、締め切りを考えれば代行者を立てるしかなくなる。ここにヤラセだって存在する。

TVや新聞の上層部は、報道は面白かったり視聴者に指すものでなければ意味がない(と彼らは考えている)のであって、視聴者に真実を伝えなければ意味がないわけではない。ジャーナリズムというのは本音のこともあっても体裁なことだってある。ここに考え方の違いが存在すると思う。我々はそう考えているわけではなくても無意識的にTVは真実だと思ってしまう。


重要なのは、何かを通して見るときはそこにあるものを必ず信じるわけでなく疑う心を持つこと。さらに、極論を言うと本当の真実は自分で見に行ってこの目で見ることだけなのではないか。(別にだからイラクへ行けと言っているわけではない。笑)





情報とは本当に怖いものだ。こうして書いていても自分も踊らされていることが間違いなくあるのだから。だからこそ我々がそれが本当か見極めなければ。


メディア規制というのは私は賛成派だ。実現不可能だろうが。





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Last updated  2005.01.21 13:35:45
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