赤組☆へべれけ観戦記

赤組☆へべれけ観戦記

2007年05月21日
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カテゴリ: つぶやき
 昨日の画像を見ると、試合後のバックスタンドへの挨拶に手塚監督と梁コーチも並んで写っています。私たちには、見慣れた光景なんだけど、よ~く考えたら、不思議な光景ですね。


 さて、昨日のメインスタンド、バックスタンドのお客さんの盛り上がりを見て、自分なりに、サッカー観戦には、こんなステップがあるんじゃないかと整理してみました。
 そして、それぞれのステップの間に、高い壁やそれほどでもない壁が立ちはだかっているような気がします。

 【レベル0】岡山で普通に暮らしている
 【レベル1】ファジアーノ岡山というクラブを知り、関心をもつ
 【レベル2】他人には言えないような地域リーグの試合を見に行く
 【レベル3】拍手をおくる
 【レベル4】手拍子する
 【レベル5】こぶしをあげる(頭の上で手をたたく)

 【レベル7】飛び跳ねる

 スタジアムでの応援は、人から強制されるものではなく、あくまでも自発的なものですから、静かにメインスタンドでゲームを見守るのが自分の応援スタイルという方もいらっしゃいます。
 手をたたいた方が楽しいし、参加している実感がするというのは、私たちの勝手な思いかもしれません。
 ただし、「一緒に手をたたいてみたいんだけど、やり方がわからない」、「はずかしい」といった方には、背中を押してあげることはできます。

【レベル0→レベル1】
 クラブの存在を認知してもらうために、一昨年から昨年前半にかけて、サポーターによるビラ配り、ポスター貼り、イベントの開催などをやってきました。 
 対象となる人たちが不特定多数なため、なかなかサポーターやNPOでは、人手や予算の面で、厳しい面がありましたが、桃スタでのホームゲームで多くのお客さんを集めたことなどで、テレビ、新聞、雑誌等で頻繁にとりあげてもらえるようになって、一気に知名度は上がったように感じています。

【レベル1→レベル2】
 スタジアムに足をはこんでもらうこと。これが最初に立ちはだかる高く険しい壁です。 Jリーグでもなく、自分の家族・友人が出場するわけでもなく、知らない選手(人たち)がやる試合を見に行くことには、きっかけが必要だと思います。
 なかなか、友達を誘うわけにもいかないので、「一人で観戦したいけれど、抵抗はある」といった人たちも多いと思います。

 そういったことが功を奏して、徐々にお客さんも増えて、数千人の人たちが、ファジアーノのゲームを見に来てくれるようになっていますが、引き続き、力を注いでいかないといけない大切な部分です。

【レベル2→レベル3】
 これは、さほど高い壁ではありません。きっちりと決められた場面では拍手を送ることについては、日本人は、野球の応援で身に付いているんじゃないでしょうか。
 それは、甲子園の高校野球のスタンドを見ればわかります、選手入場、得点時、試合後の選手の挨拶になど、拍手をする場面であるという約束事というか、当たり前の部分です。
 また、ファインプレーでは、自然に拍手がわき起こるというのは、感動を拍手で表すということも抵抗はないでしょう。

 サッカーでは、シュートを外したときでも拍手をします。これは、なかなか理解しづらい行動かもしれません。GK正面の力無いシュートに対して拍手を送ることに私自身もとても違和感がありました。
 しかし、私の最近の理解では、シュートを放った勇気をたたえるとともに、選手のモチベーションをあげることじゃないかと。スタジアム全体からわき起こる拍手は、サポーターの声援以上の効果はあるでしょう。 
 そういった意味で、拍手をおくるタイミングとその意味を丁寧に説明してあげるといいでしょう。

【レベル3→レベル4】
 これは、さほど高い壁ではないと思います。日本の野球場でも、普通に行われていますから。
 短いコールにあわせての手拍子なら、まわりの雰囲気にあわせて、大きな負担、抵抗感感なくできます。
 ただし、ロングコールは、手をたたくことに意識がいってしまって、じっくりと観戦できないといったストレスを感じます。

【レベル4→レベル5】
 これは、けっこう高い壁。
 周りの人と違う動きになって目立ってしまいます。カップルでスタジアムに来て、隣の席の彼女が突然、突然、にぎり拳をつきあげると、驚くかもしれません。(笑)
 でも、これは、サッカー特有の応援スタイルです。
 Jのスタジアムでも、レプユニ来て、タオルマフラーして指定席に座って、拳をつきあげたり、頭の上で手をたたいている人をよく見かけます。当初は、一線を越えた人と思ってみていましたけれど、最近は、かっこええなぁ~と思ってみています。

【レベル5→レベル6】
 これも高い壁。メインスタンドで歌うのは、かなりの勇気がいると思います。音痴な私には、絶対にできないことです。
 当面は、バックスタンドのサポーターの近くに座ることをお勧めします。
 この場所だと、抵抗なく歌うことができるでしょう。

【レベル6→レベル7】
 メインスタンドで飛び跳ねるわけにはいかないけれど、サポーター席で歌える方なら、抵抗なく飛び跳ねることはできるでしょう。体力さえあれば。


 こんな偉そうなことを言っている自分は、いまだに、5と6の間くらいです。

 とりあえず、整理のために書き殴ってみましたが、読み返してみて、大きく欠落していることは、何のためにという「目的」が抜けていること。さらには、それぞれの問題(壁)に対する具体的な処方箋が示されていないこと。
 そもそも「目的」がぼんやりしていたら、有効な処方箋もあり得ないのかもしれませんが、これから、みんなで考えていけばいいことだと思います。

 私の感覚で、レベル0からレベル7まで体系化してみたけれど、老若男女、感じ方は違うでしょう。より多くのお客さんの生の声を聞くことによって、この体系は、もっともっと洗練されたものになるでしょう。

 生ビールを飲みながら、こういう話でもしてみましょうや~!





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Last updated  2007年05月21日 21時25分14秒
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