赤組☆へべれけ観戦記

赤組☆へべれけ観戦記

2023年01月08日
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カテゴリ: 乗りつぶし
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 早足で松阪駅まで戻り、なんとか13:09発の名松線の伊勢奥津行き列車に間に合った。
 乗りつぶしの旅をするにあたって、JR東海の路線のでは、名松線は行き止まりの路線で、本数も少ないなど難易度が高い。
 あくまでも、グルメではなく、乗りつぶしが主役なので、乗り遅れたら2時間待ちと大後悔するところだった。








 名松線の車両はキハ11の1両。新潟鐵工所の地方鉄道向け車両「NDCシリーズ」なので、外見や車内は、JR西日本のローカル線でお馴染みのキハ120に似ている。






 途中の一志駅で同業者っぽい人が数人降りたが、近鉄大阪線の川合高岡駅まで200m、徒歩5分とのこと。近鉄は電化複線で圧倒的優位。


 井関駅。










 家城駅は有人駅で、今では珍しい列車行き違いでタブレット交換が行われ、静かな山間の駅に停車中の列車のディーゼル音が響く。




 伊勢にも鎌倉がある。






 伊勢八知駅を過ぎると渓谷に沿って、時速30kmくらいで、ソロリソロリと走る。




1時間20分あまりの名松線の旅は、伊勢奥津駅で終わり。




 終点までの乗客は10人あまり。

 名松線の「松」は松阪、「名」は名張。現在の近鉄が先に名張まで線路を敷いたので、国鉄名松線は伊勢奥津駅までで工事は止まってしまった。
 名松線は、JR東海の中では突出した赤字路線であり、何度も廃線の危機を乗り越えてきている。
 地元の熱意は言うまでもないが、JR東海自体が新幹線で大きな黒字となっていて他のJRに比べて余裕があること、また、他に深刻な赤字線がないことも影響しているんだろう。






 蒸気機関車が走っていた頃の給水塔が残っている。









 駅前通りというものはないが、この駅が目的地ではなく、途中で工事が中断したのだから仕方がない。






 とはいえ、駅の隣には、名松線でやってきた観光客を受け入れる観光案内交流施設があり、地元の土産や名松線グッズなどを購入できる。


 ささやかながら、地域経済を回すため、まんじゅうを買ってちょっと一服。




 30分ほどの滞在で、折り返し列車で松阪へ。


 家城駅で行き違い。松阪からやってくる列車を待つ。






 家城駅から松阪方面へ向かう列車にタブレットが渡される。




 松阪駅に到着。乗客は27人と盛況だが、大半が18きっぱー。
 ディゼール列車の揺れの心地よさ、美しい沿線風景、タブレット交換もあり、さらには地元の鉄道に対する思いも感じられ、思っていた以上に味わい深い旅となった。

【行程】
 13:09 松  阪 - 14:33 伊勢奥津(JR名松線・伊勢奥津行)
 15:08 伊勢奥津 - 16:34 松  阪(JR名松線・松阪行)


【新規乗りつぶし区間】
 名松線(松阪-伊勢奥津)43.5km





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Last updated  2023年01月16日 23時05分13秒
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