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工藤は高3になり予備校に入った。


正確には1月の終わり頃である。


受験モードになり、高校・予備校と忙しい日々を送っていた。


ちなみに、当然のことながら左頬の引っかき傷はすっかり消えていた。


そんな4月9日・水曜日・朝。



<ツグミの部屋>

ツグミ「・・・さて、だいぶ経ったが、アカシックレコードで見たのは確か今日だったな」


ツグミは机の真ん中に座っていた。


たまぼーは隣でまだ寝ている。





すると、空中に画面が現れ、ある映像が映し出された。




朝7時50分頃。


今日は学校。


工藤は駅近くの駐輪場から駅に向かって歩いていた。


工藤(シャーロックホームズ全然読んでないなぁ。3冊でストップしちまった。

1月終わり頃に予備校入ったし、ツグミさんに言われた事件のことも気になるしなぁ・・・。

・・・だいぶ日にちが経ってるけど。他のを読むのはもうしばらく辛抱か。

予備校に入って良かったって言えば良かったけどね~~~・・・色々と・・・・)




色々考え事をしている間に、工藤は駅に着いた。


1番・2番ホームの2つしかないので、駅はでかくはない。


工藤が駅に着くと同時に電車が発車したので、この駅で降りた人達が改札を出て行くと、





工藤(次の電車まであと8分か)


工藤はホームにあるベンチの端に座った。


工藤「フーー」


と息をつき、ぼーっとしていると、どこからか


「ヴーーー・・・・ヴーーー・・・・」





工藤「ん?・・・・・んん?」


音のする方を探すと、


自分が座ってるベンチの下で携帯のバイブが鳴っていた。


ご丁寧にも、傷つかないようにと赤いハンカチの上に携帯は置かれていた。


携帯の色はシルバー。


工藤はしばらく見ていたが、鳴りやまない。


工藤(メールならずっと鳴りはしないよな・・・・電話か・・・・)


工藤はあたりを見回すと、その携帯を取った。


人は、まばらではあるが少しずつ増えてきた。


携帯を開く。


工藤(非通知・・・・)


工藤はずっと呼び出しが続くその携帯に出た。


すると、


?「やあ」


工藤「・・・・この携帯の持ち主?」


?「まぁ、そんなとこかな」


工藤「・・・・・」


工藤は電話の相手は、この携帯を探しているとかそんなことではないな、と思った。


?「とってくれてありがとう」


工藤「・・・・・どういたしまして」


?「そしておめでとう」


工藤「・・・・は?」


?「君は選ばれたのさ」


工藤「・・・・何の話だ??」


工藤は相手の第一声の「やあ」が気になった。

もしかして近くにいるんじゃないかと思い、あたりを見回した。


工藤(・・・!!・・・・)


一人。


反対ホーム。


同じくベンチが並んでいて、一人の男がベンチに座り、携帯を耳に当てていた。


ちょうど工藤の真正面の位置に座っていて、じっと工藤を見ていた。


?「自己紹介をしておこうか。私の名は・・・・ PJM 」





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最終更新日  2010年05月11日 11時13分46秒
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