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ライフキャリアアドバイザー

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2010年10月23日
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聞いてきました。

つい最近までNHKでご活躍なさっていたと思いましたが、
すでに定年して10年もたっていると伺い驚きました。

定年後も、アナウンサーとしてのお仕事をNHKでもされているので、
いつお辞めになったかすら、私は知りませんでした。



講演のテーマは、
「言葉の心 言葉の力」でしたが、
なにか個人的なお話が伺えるのではないかと


加賀美さんが出会った方、朗読している古典などから、
語った方の心がこもり、人の心に伝わる力をもった
言葉をいくつもご紹介いただきました。



それらも素敵なお話だったのですが、
やはり、さりげなく語られた加賀美さんご自身のことが、
心に残りました。



忙しくご活躍だったときに上司が変わられて、
「今どき、あんたははやらないんだよ」と言われて、
仕事が激減したときのこと。

「地味で目立たない番組をだれよりも徹底的にやろう」と決心され、
そのときに古典や福祉の番組をずいぶん勉強されたそうです。



謙虚に、でも堂々と胸を張っていよう」と、
おそらく傷つきながらも気丈にふるまっていた加賀美さんに

その上司は「武士はくわねど高楊枝」と仕事もないのに
鷹揚としていると皮肉ったそうなんですね。


私が加賀美さんなら、皮肉の直撃を受けて、


なのに、そのことばを、加賀美さんはほめ言葉だと考えたというのです。


「全ては捉え方次第」

「言葉はどんなにたくさんもっていても、負担にならない。
使わなければいいだけですから」

私は、自分で自分を慰める言葉はたくさんもっていますよ。」と
おっしゃる加賀美さん。


また、「どんなときにもゆとりの心をもつことが大切」と
何度もおっしゃっていました。


☆


枕草子のおもしろいところを選んで朗読して下さり、
会場は、爆笑、苦笑、でゆれました。

また、情景の描写では、私の頭の中にフルカラーの映像が浮かび、
枕草子はこんなに美しいエッセイだったかと知りました。

「本を読む息遣いによって、同じ文章を読んでも、伝わり方が全然違います」
という加賀美さんの言葉に納得し、プロの技にひたりました。


☆


人間が動物と違うのは、子供を産み育てた後の人生が長く、
ミーム(文化)をのちの世代に伝えていくこと。

「人間が人間たるゆえんは老年にある」と、加賀美さんは
これからも文化の担い手として役割を果たしていきたいお気持ちを
静かに語っていらっしゃいました。


お話をうかがって、私も70歳になっても、
世の中や人の役に立てるよう、自分を磨き続けよう、
一生勉強だなと思った次第です。

もっと、古典を読んでみたくなり、
加賀美さんの朗読会にも足を運んでみたくなりました


★


加賀美さんがご紹介くださった言葉(一部です)


山本富士子さん(女優) 「仕事は非凡にし、普段は平凡でありたい。」


井上靖さん(作家) 「難しいことは易しく、易しいことは深く、
          深いことは愉快に、愉快なことは真面目に書きたい。」


ジェームズ三木さん(脚本家)

     「ドラマの主人公の条件は、どれだけ深く劣等感を持ち、
      それを乗り越える努力をしているか。乗り越えられなかったとしても
      乗り越えようとする努力が見る人の共感を呼ぶ。劣等感がない人、
      あってもあきらめている人は、通行人にしかならない。」


井上和夫先生(遺伝子研究)

     「良い遺伝子はオンに、悪い遺伝子はオフにしておけばよい。
      良い目的や志をもつと、良い遺伝子がオンになって、
      体や能力が活性化する。」


加賀美さんご自身が調べてわかった言葉の意味

      人が憂うと書いて優しいになる。
      優しいの語源は、恥ずかしいと同じ。





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最終更新日  2010年10月23日 21時36分52秒 コメント(1) | コメントを書く


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