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今年、私は45歳になるんだけど、
20歳以降をちらっと振り返ってみて思うことは、
結婚する以前から私は家庭(私生活っていうのかな)第1だった。
このことに長い間気が着かなかった。
結婚してからも家庭第1だったんだけど、
気が着いていなかった。
ずっと自分は仕事第1と思い込んでいて、
実際そういう風に思うとおりに生きているのに、
生き辛くて苦しい、という感覚を毎日味わっていた。
私の言う家庭第1っていうのは、
主に家庭における食のことなんだけど、
家で作って食べるってことが、
どういうわけか私にとっては大事なことなワケ。
この家で作って食べるって行為は結果であって、
この結果を導く為には買い物があって、
普段からの台所仕事があって、
健康なカラダも必要だし、
相手がいると尚いいしね、
っていういろんな土台がいる。
急に思い立って出来ることではない。
で子供が出来てますます家庭第1になったというワケ。
で、この家庭第1は私の人生の優先順位のことなのね。
私は家事、育児を最優先項目にして生きているし、
これからも生きて生きたいということなのね。
で、これは単に私個人の選択の結果に過ぎないって、
アタリマのことが最近わかった。
広い世の中には、
家庭があって子供がいて仕事第1っていう人もいるし、
家庭のある男性は例外なく仕事第1だし、
中には家庭があって子供がいて仕事もして恋愛第1っていうケースもあるかもしれない。
何に優先順位つけたらいいかわっかん無い人もいるかもしれん。
幸いにして私は自分の優先順位がはっきりわかった。
でもそれは今年なんだけど。
園ママの一人がバイトしてて、
「主婦だし、子供居るから、
夏休みはお休み、
土日は働けないって言う条件でやとってもらっている。」、
って言っているのを聞いて、
この人は自分が主婦だからバイト程度しか出来ない、
と言っているのではなくて、
私は家庭第1だから育児、家事を最優先して、
残りの時間で仕事をするっていうふうに聞こえちゃったワケ。
これって立派な優先順位の付け方じゃん。
まぁ、こういう働き方をしていると結果的に、
技術が身につかなくて仕事人としては低賃金に甘んじなくてはならない、
という問題は抱えているけど。
で、自分の優先順位として家庭、育児を1番に挙げたオンナ達が、
多少の経済不安を抱えながらも専業主婦が出来る、
というのはかなり恵まれていてシアワセで有り難い事だっていう事が分かった。
だって、ダンナが急死したり、
多額の借金を抱えたりって、
専業主婦が生活の為に外に働きだすことになったら、
結構悩みを抱えることになると想像に難くないよ。
今度は自分の志向とは別に仕事第1に生きていかなきゃならないんだから。
今の自分は本当に恵まれていて有り難いんだなってわかった。
自分の志向(家庭第1)に現実がついてきているから。
それと自分の志向がはっきりわかっているから。