最後の恋愛詩集 since 2011/2/8
1
あなたの手をとった時から
この恋ははじまる
予感が実感に変わり
恋の歌は
静かに
密やかに
流れはじめた
わたしは
この恋の結末を
ちゃんと見届けようと想う
2
知り合ってどれくらい経っていたのだろう
いくつかの出会いと別れを繰り返すうちに
求めることも
探すことも
諦めかけていた
その間にも
この恋は
芽をだす日を待ち続けていたのだろうか
3
もう 必要ないと想った
甘い過去と 余韻の記憶など
あなたの 言葉の前では
色褪せてしまう
これで 最後
これが 最後
このしあわせは
神様の贈り物にちがいない
4
「大好き」を いっぱいもらった
「大好き」を いっぱいかえそう
「愛してる」を いっぱい感じた
「愛してる」を いっぱい伝えよう
大好きと
愛してるのちがいなんて ない
心がいっぱいになるには
好きも
愛も
ぜんぶ ぜんぶ わたしには必要
5
『あきSB』 2011.3.14
JUJU/この夜を止めてよ
「愛してる」っていうあなたの言葉は 「さよなら」よりも哀しい
これ以上 何も言わなくていい だから この夜を止めてよ
呼吸(いき)するみたいに ふたりは出会ったね 疑いもせずに
傷つけ 傷つき 痛みこそ愛だと 信じてきた日々
声をひそめながら ふたりだけの秘密を
ひとつずつ増やすたび つくり笑い 心で泣いてる
おなじ色の夢みていたいのに ちがう道に離れてく
出会いのときを選べないのなら せめて この夜を止めてよ
大きな背中を 見つめていられたら それでよかったのに
どんなに激しく あなたを愛しても 答えはみえない
終わりにしたいのなら 5秒だけください
目を閉じて 深呼吸 その間に忘れてあげるわ
「愛してる」っていうあなたの言葉は 「さよなら」よりも哀しい
これ以上 何も言わなくていい だから この夜を止めてよ
あまい過去の記憶なんて わたしは惜しくない
かたちのある未来なんか しがみつきたくはない
おなじ色の夢みてたつもりで ちがう道を歩いてた
別れのときも選べないのなら せめて この夜を…
「愛してる」っていうあなたの言葉は 「さよなら」よりも哀しい
これ以上 何も言わなくていい だから この夜を止めてよ
ねえお願い この夜を止めてよ
6
一期一会の言の葉
散り落ちる姿に心動かされはしても
儚さに同情はしない
幾たびも繰りかえされる
命のいとなみの真実の気高さ
凛とする
7
隠したい過去なら
隠したままでいい
その分の笑顔も
それ以上の嘘も
優しさとして
心の奥で受けとめているから
8
愛してる?って聞かれると困ってしまうよ
どうか疑問符はつけないで…
わたしの欲しい言葉は
あなたの心の奥にきっとある
あなたの欲しい返事は
きっとわたしと同じ
そうでしょ?


![]()
