November 9, 2011
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ユキが天使になって、今日でちょうど1年
振り返ってみると、色んな思いが蘇ってくる。
亡くなってしばらくは、後悔ばかりで
もう少し一緒に居たかった・・そんな想いばかりでした。
9月に倒れて緊急手術して、すっかり良くなったと思っていた。
次に倒れる11月までは・・・
11月1日
ユキの居る２階から
とっさに私は、ユキに何かあったと直感して
思わず「ユキ、死んだ！？」と言ってしまった。
意識はあるものの、立てない状態のユキ
すぐに獣医に連れ行った。
その日から、毎日点滴、治療に通う
通い始めて６日目に
あと２～３日だと告げられる。
この時、初めて獣医に不信感を抱いた。
９月の時点で、転移してんじゃないか？
病理検査にだしてくれていたら？
抗癌治療をしていたら？
看護師さんの目には涙が浮かんでいた。
でも、私は涙も出なかった。
淡々と会計を済ませ病院を後にした。
なんか納得が出来ない諦めの悪い私は、
近くに腫瘍認定医を見つけた。
ユキの負担になるからと
家族は、いい感じに賛成はしてくなかったけど
私がどうしても診てもらいたい
ユキにあった治療をしてくれたら、良くなる
本当は、癌なんかじゃなくて治るかも
本気で、そんなことを期待してたっけ。
願い虚しく
そこでも同じことを言われる。
私は、疑問に思ってたことを聞いた
「９月に手術をしてから抗癌治療をしていたら
もっと、生きれましたか？」
「僕が診断していても、ユキちゃんの年齢を考えると抗癌治療はしないよ」
「ユキちゃん、13歳まで大事に育てられたんやね。」
そう言ってくれた。
「してあげらることは、もう無いんですね・・・」と私。
「お力になれなくて、すみません」と先生。
その時、抑えてた物がポロポロと溢れ出した。
その次の日、ユキは天国へと旅立っていきました。
後から笑い話で、このまま生きてたら、
またお母さんに違う病院に連れ行かれるぅ～～
そう思ったんじゃないかと・・・それは有り得るよユキちゃん。
最後に行った獣医さんによると
9月に転移がなくても、たった2か月でユキのように進行するそうです。
病理検査に出さなかったのは、結果悪性と解ったところで何も出来ない。
何も出来ないというより、ユキの年齢ではしないということです。
だから、敢えて検査に出さなかったんでしょうと。
当時は、あれこれ考えて
今までお世話になった先生に不信感を抱いたりしたけど、
逆に、知らなくて良かった。
9月に手術してから、治ったと思い込んでいたから
11月までの2ヶ月間、楽しく過ごせた。
何の不安も無く普通に毎日を過ごせた。
ユキにとっても、私にとっても良かったと思うようにしている。
私は、何頭も見送って来た。
長く生きるだけが幸せじゃない。
苦痛を伴いながら生きても、それはただ生きてるだけ。
生きてる間は、元気に！
それが、ユキを最初に見てもらった獣医と決めたこと。
そうは、言っても大切な家族
ちょっとでも傍に、どんな形でもいいから生きてて欲しい
そう思うのが飼い主ですよね。
さてさて、ユキちゃん
そっちの暮らしはどうですか？
楽しくやってることと願ってます。
いつか、また再会できる日まで楽しみにしてるよ！
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