道端の雑草

道端の雑草

ウィザード・ウルフマン考察


今回も、小説に登場させるキャラクターを作るための参考資料として活用されたい。
なお、 ぶっちゃけ面倒くさくなった ので、画像なしの方向で編集してみる。



【総論】
1:分類
 ウィザードは、チリ系とメテオ系に分類される。物理・FBなどのマイノリティは割愛。
 ウルフマンは、物理系と知識系に分類される。

2:スキル特性
 いずれにせよ、ランサーや剣士のように、チャージスキルで攻撃しながら、必殺技的なスキルをたたき込むという戦法は取れない。必殺技に相当するスキルがないからだ。
 つまり、分身を利用しての多段攻撃や同時攻撃といった、

 攻撃威力×回数

 の形式に当てはまるスキルがない。チェーンは別だが、それでも、つまるところ 戦闘は単調になりやすい





■チリwiz

チリの基本情報として、以下の点が上げられる。

1:物理攻撃がともなう魔法攻撃である
 a:状態異常攻撃が乗る
 b:ダメ武器は不要
2:難易度2
 c:ほかのスキルを取りやすい

 aから、たいていのチリwizは、混乱攻撃を装備している。混乱頭かサンダープレートによるのが主流。それ以外もあるが、あまりゴチャゴチャ乗せるより、ダメージを追求するほうが一般的。
 何しろ、もともとコールド攻撃が付随している。

 bから、1秒杖が人気。とにかく速いほうがよい。
 クリティカルを主とする物理wizもいるが、彼らにしても1秒杖を好む。もっとも、ここではクリティカルwizは割愛する。

 cから、チリwizは、ヘイスト・エンチャ・バリアといった支援スキルを取ることが多い。即死狩りの流行で、チリヘイが流行ったが、修正された今、かつてのようにチリエンチャが増えてくることと思う。

 多数の支援スキルがありながら、サイドステップのようなアクティブに回避するスキルや、ブレーキングポイントのようなブロックスキルがない。mikusukeちゃんの小説では無視してブロックしていたが、この点について、個人的にはミスティックフォッグを使用するべきだったと思う。

■メテオwiz

 より詳細な考察は、ザードフィル先生のブログを参照されたい。
 ザードフィル先生のお宅は、こちら↓
kni_img_ss01_02.jpg

 とにかく、メテオは難易度5というのが曲者だ。ほかのスキルを取りにくい。
 反面、攻撃力と攻撃範囲は抜群である。そのため、ちまちまと支援スキルで強化するのではなく、とっとと攻撃してすぐに倒してしまうのが、主たるメテオの道となる。

 ブローチは主として強化を使う。火のブローチは、強化なら120%まであるが、弱化だと50%までしかないからだ。
 なお、ブローチの強化・弱化は、属性によって限界数値が違う。たとえば、水属性だと、強化も弱化も70%が限界だ。

 しかるに、火抵抗100%の相手がいるとき、威力が100%軽減されるので、ダメージは0となり、表示は「miss」である。このとき、強化ブローチだとダメージを強化するので、結局強化後のダメージが100%軽減されて、0である。一方、弱化は「相手の抵抗を」低下させるので、100%が50%になり、ダメージが半分だけ通る。
 では、火ブローチの場合、相手の抵抗がどれだけあれば、強化より弱化の方がいいのだろうか?

早速計算してみた。
前提として、スキルレベル50、強化120%、弱化50%を使用し、知識は同じ値とする。
 「レッドストーン色々計算機」によると、 59%以上なら弱化の方がダメージが大きくなり、58%以下なら強化の方が強くなる。

 実際には、メテオwizがチリを取ることは少ない。敏捷が足りないからだ。足りるようにするには、装備を揃えなくてはならない。面倒だ。逆に、高レベルのチリwizが、範囲攻撃を求めてメテオを取ることはある。この場合、同レベルのメテオwizと比べると、敏捷に振っている分だけ、知識が低い。
 その上、ブローチの属性が合わないので、あまり強いメテオではない。そこで火ブローチを用意するなら、弱化を探すほうがよい。チリのステータスと合うからだ。
 参考までに、強化ブローチの要求ステータスは「威厳」と「知恵」、弱化ブローチの要求ステータスは「威厳」と「健康」である。
 逆に言うと、そうであるために、極端に火抵抗が高い敵に対しては、むしろチリwizのメテオのほうがダメージが大きいということもありうる。

具体的に計算してみた。
「敏捷は200あれば足りる」と、「レッドストーンウォーカーズ」より情報を得ているので、 知識を200減らして、たとえば1000と800で計算すると、 火抵抗71%以上のとき、知識800,火弱化50%ブローチのほうが、ダメージが大きくなる。
 これだけ火抵抗が高いと、チリのほうが強いんじゃないか? と思うが、水弱化70%・水抵抗0%(つまりチリダメが最大になる敵)ですら、まだメテオの方が強い。

 ただ 実際、火抵抗71%以上なんて敵が、どのくらいいるんだ? 役に立たないだろ、そんな情報。
 と、書いていて思ったので、 調べてみた。
 「レッドストーン色々計算機」のモンスターデータベースによると、火抵抗71%以上の敵は、 69種類もいた。 全体で1493種類としているので、割合としては4.62%であるが、モリネル・パブル・小さい墓・トラン中部・呪い・デフヒルズ古代遺跡といった有名どころにも存在するため、遭遇率は高いのではないだろうか。




■ウルフマン(物理)

 いわずと知れたベルチェ犬。
 しかし、ベルチェマスターしてしまうと、あとは取るべきスキルがないという悲哀に満ちている。
 その先は、wizの支援スキルをとるといいだろうと思うが、実際にはディスプレイスメント(憑依)を取る人も多い。フラッシュタックルを取る人もいるが、自分が逃げるときには使えない。まず射程距離が短い。
 チェーンの攻撃速度はマシンやディレイと同じである。ベルセルクを使うことで、200%の刃油を使うのと同じ効果が得られるが、ベルセルク前提で攻撃力を考えてしまう犬が多く、その可能性は、多くの場合、封印されている。
 ぜひとも、剣士・戦士並にダメ装備を求め、徹底して攻撃力を追及されたい。

 ステータスが反転することを考えると、【力】→【知識】、【敏捷】→【知恵】であるため、メテオwizが火抵抗の高い敵に対するときのために取っておくこと、またはその逆が、相性がいい。
 しばしば、チリwizが、パラやディレイといった必殺技的なスキルがないことを嘆いて、メテオや犬を取りたがる。メテオはまだステータスと合うが、チリが犬をやると、敏捷が足りずに攻撃があたらない。知恵比率1/3を2つくらい装備するとか知恵+100を2つ装備するとかして、敏捷200にすれば、きちんと攻撃があたるだろう。かなり面倒な道であることはいうまでもない。

■ウルフマン(知識)

 毛玉犬。
 ステータスが、【力】が勝手に上がるウルフマンにおいて、知識系にするのは、若干もったいない気がする。
 といえば、剣士・戦士の知識系も同様であるが、犬だけが「もったいない」と言われる。

 その原因は、
 1つは、チャージスキルがないこと。
 もう1つは、防御・回避のスキルがないこと。
 さらに、知識スキルの消耗が激しいこと。

 ギルメンの風氷氏より、CPボーナスがあれば無限連発できるとの指摘をいただいた。そこで計算してみると、次のような事が分かった。

1:毛玉LV50では、無限連発に必要なCPボーナスは12%以上。
2:毛玉LV55では、無限連発に必要なCPボーナスは9~10%以上。
3:オプションのCPボーナスは、LV4(8%)が一番高い。(DX除く)
4:移動などで毛玉1発分のCPを下回ると、別の方法でチャージする必要がある。
5:ハウリングブラストをちょくちょく使えるほどCPをチャージするには、毛玉では適さない。

 結局、プレイヤースキルや、プレースタイルにもよるが、頻度の差はあれ、次のような事が言える。
 知識犬は、青ポットをがぶ飲みする必要がある。
 スキルだけでチャージしようと思うなら、バイトやクロー、さもなくばフォーベガチャージでも取るのがいいだろう。
 ただし、チャージのためにいちいち変身するのは、恐ろしく面倒なものである。
 小説の登場人物として使う場合には、無限連発を可能とするなら特に説明を要する。

 そこで、毛玉でチャージして、ハウリングをちょくちょく使えるようになるには、CPボーナスがどのくらいあればいいのか?
気になったので、早速計算してみた。

 前提として、剣士がサザン2発でパラ1発撃てる事や、ランサーがラピッド3発でエントラ1発撃てることを考えると、せめて毛玉4回くらいでチャージを完了したい。
 ハウリングの消耗はLV50のとき、230(280消耗して50獲得する)である。毛玉1発で稼ぐCPは、230を4で割って、さらに毛玉の消費を足して、72.5になる。毛玉のLV50における獲得CPは125なので、あとは割り算すると、必要なCPボーナスが出る。 58%だ。
 あまりにも非現実的なあれなので、もうちょっとチャージ回数を増やしてみよう。

 チリでチャージしてメテオを撃つ場合には、12回も必要だ。では、毛玉12回でハウリング1回を撃つには? と、同じ計算をしてみると、24%になった。
 これなら、フォームガード1つで足りるし、いくらか現実的な数値だと言えるのではないだろうか。

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