ロビンソン80の投資徒然記

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ロビンソン80 @ Re:おはようございます(05/02) リストランテ・トヨタさん 米国株はま…
2008.01.05
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カテゴリ: 投資一般
新年から市場は大荒れでスタートを切りました。
主因は、やはり米国経済の先行き懸念の高まりだと思っています。
年初に発表されたISM製造業景況感指数が分岐点となる50割れとなり、金曜日に発表となった雇用統計は予想比大幅に低迷し、失業率も5%に達しました。
これらの指標は極めて重要な経済指標で、その全てが米国景気の悪化を明確に示しています。

多くのエコノミストのコンセンサスは、「米国経済は減速するものの、後退は回避できる」というもので、サブプライムローン問題に絡む金融問題が早期に解決されれば、実体経済が冷え込む前に成長軌道に戻ることが可能というストーリーとなっています。

金融問題の解決とは、これから本格化する銀行・証券会社の決算において、証券化債権の評価損を出し切り、情報開示を徹底することにより、市場に底打ち感を醸成しつつ、評価損により毀損する自己資本を増資(又は公的資金注入)等により補完することで、金融危機を回避させることを意味していると理解しています。

金融危機が回避されれば、銀行等による極端は貸し渋りは発生せず、市中にお金が回っていくことにより企業の設備投資意欲も維持され、個人消費の冷え込みも回避できるだろうと見通している訳です。

確かに先月までに発表された米国の経済指標は、住宅分野以外のものは強弱入り混じってはいるものの、総合的には左程悪いといえず、上記のストーリーが最も可能性が高いと感じていました。
しかし、低調に終わったクリスマス商戦や前述の経済指標は、今後の見通しを再度考え直した方が良いのではと思わせます。米国GDPの7割を占める個人消費は住宅価格の低下により冷え込みつつあり、今後それがより顕著に現れてくるように思えます。



こうしたことを考えると、今まで考えていた以上にリスク管理をより徹底した方が良いかなと思っており、ポジションを少し減らすことを検討中です。
今年は、リスク管理を徹底し、大敗を喫しないことを目標に掲げていますが、最初から難しい場面に直面することになりました。





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Last updated  2008.01.06 02:47:50
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