最近読んだ本の事。著者:阿川大樹『終電の神様』

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おそば95

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今日は先日読み終えた『終電の神様』をレビューしたいと思います。

とてもとても面白かったです。
電車の緊急停車からドラマが動き出します。
それぞれの事情をもった人々が夜の電車の緊急停車で人生にとって思いがけないターニングポイントになり、そして、あたたかな涙と希望が溢れてくる、そんな感動が詰まっています。

全部で7人の物語があります。それぞれ電車の緊急停車がターニングポイントになっています。
人身事故や車両事故などで緊急停車します。
7人の話はそれぞれ独立したお話ですが、たまに繋がっているのかなと思わせる描写もあり、楽しく読むことができました。

この本を読んで気づかされたことがあります。
人身事故でもしかしたら人が死んでいるかもしれないのに、電車の中にいる人たちが考える事は「早く動けよ」、「いつ動くんだろう」、「予定に間に合わないよ」など、誰一人として人身事故にあった人のことを考える事はいないんだなっていうのを感じさせられました。

タイトルに惹かれてこの本を買いましたが、色々なことを考えさせられた作品となりました。
何度も読みたい作品です。
是非、一読してみてください。
コメントやTwitterやFacebookへの拡散、是非よろしくお願いします！

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