路上にて…

路上にて…

2005/09/17
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カテゴリ: その他の映画
“容疑者 室井慎次”を観に行きました。

“交渉人 真下正義”に続く“踊る大捜査線”のスピンオフ第二弾です。

キャリアの国家公務員と言えば最も国の制度に近い…、と言うか制度を作る側も一
歩間違うと咎人になってしまう脆弱な身分だと感じました。
本人以上の権力を持った人間同士の抗争に巻き込まれると、あそこまで理不尽な目
に遭うのは恐ろしいと思います。

“交渉人 真下正義”はギャグがある事が必然だと思ってそのギャグを楽しんでい
ましたが、“容疑者 室井慎次”は内容も堅く重いテーマなのでギャグがないかと
思いましたが、『量より質』勝負でギャグが投入されています。

ゴスを登場させる演出には笑わせて貰いました。≧∇≦

寡黙な室井の人柄を少しではありますが垣間見られたのは、彼をより身近に思えて
きました。
今回驚きなのが、真矢みき演じる沖田管理官が、室井を救うために奔走するのであ
の“踊る大捜査線 THE MOVIE 2”の鼻持ちならない嫌みや険が消え、才色兼備さが
際立つ印象がありました。
下に対する命令も「~しなさい!」ではなく「~お願いします。」に変わっている
ところがあってその変化の差に驚くと共に、彼女のスピンオフが観てみたくなりま
した。
更にかつて衝突した青島との絡みも見てみたいですが…。
それと新城審議補佐官が室井に対して、良い形で態度がよりはっきりしていたのも

同じキャリアからも室井(広くは青島まで)の味方が増えるのは、喜ばしい事かも
知れません。
彼の真摯な姿勢に絆される人も居るでしょうが、あそこまで意見が対立したキャラ
達が彼側になるなんて「世の中そんなに順調かぁ?!」って穿った目で見ちゃいます。
何にしても強力な味方が増えた事は良い事かも知れません。(現実世界ではあり得


あの結末だと本編たる“踊る大捜査線 THE MOVIE 3”はあと3年以上先の様な気が
します。(あればですが…。)
その前に確実に真下正義と柏木雪乃の結婚を中心にしたエピソードが映画になる様
です。
今回の作中にもその伏線は張られています。
とにかく楽しみです。





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Last updated  2005/09/18 07:28:31 PM
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