路上にて…

路上にて…

2006/07/22
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カテゴリ: その他の映画
子供の頃(4歳か5歳だった様な…)日曜の“猿の軍団”の後に放映されて、幼心
に怖い想いをしながら観ていた記憶…、と言うか鮮明に憶えているのは眼下に溶岩
の海が広がっている1カットだけで、ストーリーは全く憶えてません。


意外な事にかつて映画も製作されていて、この作品は現代の状況を踏まえたリメイ
クです。

「近い将来必ず来る!」と言われ続けて30年以上経った、『東海地震』直後の静
岡県沼津市から始まりますが、さすがに地元の惨状が出ると劇場内がどよめきまし
た。
 ※東海地震は周期性地震なので遠く名将来発生すると思います。多分…。

「準備や覚悟が足りない…、もっと準備しなきゃ!」
と言う想いと、
「あそこまでなるなら、準備しても無意味な…。」
って想いが交錯しながら最初のシーンを観ました。

日本列島は4つのプレート(ユーラシア、太平洋、フィリピン海、北アメリカ)の
上に載っていて、東日本沖には北アメリカプレートへ太平洋プレートが沈み込んで
いる日本海溝があって、この国は実に危うい場所にある事を改めて認識をした次第
です。

アカデミックな事は省略して、太平洋プレートがユーラシア、北アメリカに沈み込
んでその飽和した段階で地震になって沈み込みがリセットされるのが、沈み込みす
ぎたプレートがマントルに落下する事で日本列島の大部分が載っている、北アメリ

象が日本沈没の様です。

絶対ではないと思いますが、最悪の事態こうなる可能性は否定できないと思います。

日本政府の対応は「我が身可愛い」政治屋や官僚の醜悪な…、でも現実の姿を見て
「仕方ないのかな…。」と思わされただけです。
各国の対応も、シミュレーションとは言え資源も何もない国がなくなるってだけで

その様な極限の状況下で、何とかしようとする人も居て…。
ただ、自然の力の前に人の力なんて無力なものです。

石坂浩二演じる首相の2つの選択がありで、「国民を救う最大限の努力」と対極の
「何もせず滅びを黙って受け入れる」いずれを選んでもあの状況では誰も責められ
ない気がします。

日本沈没という事態はまずないと信じたいですが、東海地震を始めとする各地の大
地震や火山噴火はあり得る話なので、それなりの覚悟と準備が必要だと思います。


しかし、N2兵器を聞いたのは“新世紀エヴァンゲリオン”以来です。
それと今は女性でもポンプ隊員になれますが、さすがにオレンジ(レスキュー隊員)
になれない気がしますが…。

この映画の評価は、★★★★★です。





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Last updated  2006/07/23 09:12:05 PM
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