路上にて…

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今年56本目の映画で一昨年観た作品数52本を大きく上回りました。

日テレ系製作のレスキューもので封切り前日に、スピンオフまで放映するほど気合
いを入れていた作品です。

スピンオフも良くできていたので本作も期待大で観に行きましたが、期待以上に良
くできており、約２時間20分の上映時間の長さを感じさせないものでした。

ただ、東京が水没する設定で自然の力に人間の非力さを思い知らせる意図でも、あ
れは如何なものでしょうか？

視聴率競争でライバル関係にあるフジテレビのビル破壊しすぎ…、ってい言うか日
テレの個人的感情込めすぎです。

コムビルだってあるし、お台場一帯を等しく破壊しないと…、気持ちは解らないで
もありませんが、あれじゃあ日テレの品位を疑いますし、そんなに海から離れてい
ない汐留の日テレの新社屋が無傷ってのも解せません。

絶対に壊滅的な打撃を受けていて放送どころではないはずですが…。

麹町の旧社屋がバックアップで放送していたのかなぁ…？

ある意味、本作の出来の良さを台無しにするシークエンスです。

本編はプロが見れば突っ込みどころが多々あるでしょうが、観客としては素直にエ
ンターテインメントとして愉しめました。

この作品の期待値に対する評価は、★★★★★です。

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