路上にて…

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昨日のニュースや新聞で一昨年夏に行われた参院選が、『一票の格差』が、
「違憲状態である。」
と判決が出ました。

先の選挙自体は有効としたものの、
「次回選挙までに是正しなさい。」
と司法機関から言われたのですが、選挙制度の改正は立法機関である国会でなけれ
ば変えられないのに、『衆議院解散総選挙』のせめぎあいが独り歩きする様なこの
有り様…。(憤)

更に参院選の『一票の格差』に対する判決が出る前に、先一昨年の衆院選も、

とされ、衆参両院の選挙制度が違憲状態にある異常事態です。

このままの状態で次回の選挙になったら、最高裁判所は何て言うんだろう？

三権の一角である司法権が立法権と行政権に対してのチキンぶりからすれば、『選
挙無効』⇒『再選挙』は可能性は極めて低いですが、仮にそうなったら違憲状態に
ある衆参両院の選挙制度の源泉である公職選挙法改正はだれが改正するんだろう？

『選挙無効』判決が出るまで時間がかかるから、それまでに改正すれば良いのかも
知れません。

ただ、定数や衆議院の場合は選挙区の区割りが変わるので、『周知期間』が必要な
気がします。

しかも選挙区の区割りが変わるとなれば、対象の選挙区はそれなりの『周知期間』
が必要なはずです。

証する公職選挙法の改正も重要事項なのに、権力闘争にいそしむ民自公の政治屋達
は…、呆れてものも言えません。

少なくとも国家の一大事を打開しつつ、自分たちの身分を法的に確かなものにする
法律の見直しは何を置いても優先すべきで、それが片付いてからでもガンチンコ勝
負(選挙)で雌雄を決して欲しいものです。

ですが、予算や選挙制度については誰が議員や総理大臣になっても状況は変わらな
いのでサッサと決めて欲しいものです！

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