路上にて…

路上にて…

2015/09/02
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東京・中日新聞論説副主幹の長谷川幸洋氏が来夏の国政選挙は、
「衆参ダブル選挙になる。」 (1) (2)
と言う見立てをしています。

僕も来夏が安倍内閣唯一の衆議院解散のタイミングで、衆参ダブル選挙になると予
想していましたが、その理由と言えば衆議院議員の任期となる2018年12月13日まで
に、 衆議院解散総選挙するタイミング が来夏の参院選の頃しかないと思ったからで
す。


やむを得ず解散したのが真相で大した理由もないのに解散はないと思っています。

2017年は4月に消費増税が予定されていて、そんな年に選挙したら惨敗は目に見え
てるからないと思っています。

2018年はと言えば、任期間際で解散したら惨敗する轍を踏みたくないと考えればな
いと思ってます。

来夏、2016年は参院選があるのは決まってるし、衆院選に比べて参院選はどこの政
党も鬼門とするほど難しい選挙なので、衆参ダブル選にしちゃえば政権批判になり
やすい参院選に、政権選択の衆院選を併せれば多少支持率が下がっていても、現状
では自民党にとって変わる政党がない以上、自民党が惨敗する事はないと思います。

と言う予想をしたのですが、僕は高めの支持率を維持した上での衆参ダブル選挙だ
ったので、今年の失策(安保法制法案と国立競技場建設)で支持率ガタ減りで、どの



ところが長谷川氏曰く、
「下がったからこその衆参ダブル選挙。」
的な事を論じていました。

支持率が下がってる中で与党が勝った例は、1998年以降の選挙ではないので益々、
「???」


僕が気付かなかった(気にしていなかった)増税判断時期が、先の衆議院を解散した
タイミングと1年半ズレている事、これはてっきり2017年4月に消費増税は規定路
線なので、問答無用で増税するものだと思っていましたが、いくら規定路線とは言
えども、
「予定通り2017年4月に増税しますよ。」
と言うアナウンスは必要になるとは目から鱗でした。

その上で来年1月~3月の景気が芳しくない事を理由に、2017年4月からの消費増
税を先送りするため衆議院を解散すると言う見立ての様です。

ん~、前回は『消費増税先送り』のための総選挙だったから、再び増税を先送りに
するなら、『消費増税を2017年4月に先送り。』を覆すためには衆議院を解散して
有権者の信を問うと言う見方もある様な…。

景気が来年のGWまでに劇的な回復は見込めないから、希望的観測も含め、
「消費増税は景気回復まで(尺度は曖昧)やらない。」
になったら現政権に不満があっても支持するしかなく…。

しかも最近の参院選は衆院選後の『通信簿』的な位置づけだから、
「安倍内閣怪しからん!(憤)」
と言った不満を参院選で懲らしめるのですが、これは参院選が政権選択選挙ではな
いから出来る事で、衆院選だとこうは行きません。

2009年に、
「ダメダメだった自民党よりは良くなるんじゃなかろうか…。」
と期待して民主党へ政権交代をさせたら、最悪の3年3ヶ月で日本を窮地に追い込
んだトラウマは癒えず…。

現状、自民党に取って代わる政党は皆無だし、結局消去法で自民党に頼むしかない
って事を与野党政治家は自戒して欲しいものです。

と言う事で、来夏の参院選に衆院選をぶつけて来られたら、政権交代のトラウマに
よって有権者は与党を勝たせようとする選挙になる様な気がします。

ただ…、衆院は自民党、参院は野党と言う投票方法もありますが、しっかり見極め
た上でないとこの発想まで辿り着けず、結局は衆参同じ様な傾向で投票しちゃうん
だろうな…。

こんなにカオス状態の政局で来夏に衆参ダブル選挙になるかは甚だ疑問ですが、安
倍内閣にとって衆院選で勝てるタイミングは、奇しくも参院選の時期しかないと今
も思っています。

果たしてどうなるやら…。





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Last updated  2015/09/02 09:25:12 PM
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