路上にて…

Calendar

煽り運転の末、煽った相手を死に至らしめた事件の初公判がありましたが、被告の
態度救い難し…。

現行法で被告を明確に糾弾して裁く事は難しいでしょうが、弁護人もムリ筋の理屈
が裁判員の一般常識に通用するとは到底思えません。
「車は止まっていたんだから、危険運転致死罪ではない！」
だって…。(呆)

法曹三者の中で最も一般常識に近いはずの弁護士が、この程度の認識しかない様で
は弁護士の適正…、と言うより人としての良識を疑います。

１億光年譲って安全な場所に停車出来る所を探しやすい一般道なら、解らない事も

識がきれいサッパリ抜けてますが…、この弁護人は本気で被告を救う気があるの!?
威力を以て高速道路の、しかも往来激しい東名高速道路の、追い越し車線に無理矢
理停めさせたのは駐停車禁止の高速道路上だよ！

ここに車を停めたらどうなるか、少なくとも運転免許を持って東名高速道路を走っ
た事がある人なら、誰もが解る事に対して被告側が主張する理屈が通らない事に気
付かないとすれば、重ね重ね法曹人の適正以前に人に非ず！
よっぽど反省の意を表した方が良かったのにね…。

司法府は『法の番人』であるから、現行の法令に基づく裁きをするものですが、立
法府(つまり国会)が行政府(つまり官僚)のアシストを受けて作った法律が、全てを
想定して作られている訳ではないので、それを行政府や立法府が気づいて能動的に
改正をするだけでなく、司法府が判例を以て法の不足部分を補って受動的な法改正

「前例がないから無罪！」
と主張する弁護人のスキルと意識の低さに、唖然喰らっちゃって罵る言葉しか出て
こない…。

まぁ、今回の裁判員の良識に期待するとともに、それを是とする裁判官の一般常識
に期待し、現行法で最大限の刑罰を以て反省と後悔を促したいものです。

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう