セレナーデを奏でましょう
いつもより速いテンポに遅れないで
華やかに奏でるのです
次のテーマのソロは誰ですか
楽譜にかくれて
うつむき加減のお嬢さんが
スラーのきれいなメロディを
恥ずかしそうに吹きました
次のテーマのソロはわたしです
体を揺らして
元気すぎるお嬢さんが
スタッカートの軽快なメロディを
意気揚々と吹きました
夕べの音楽を奏でましょう
ありったけの力と自由な旋律
もうこれで最後の曲なのだから
いつまでもここにいたかった
一歩でも勝利に近づきたかった
ほのかなひとかけらのガムの匂いがする
遠のいていく初夏に溶けそうな午後
日射しに焦げたアンパイアの腕も
見えないくらいの隔たりがあって
まごついたり
変に緊張したり
緩い坂道に止めた芝生色の自転車に
握手を求めたくなったりした
大地に吸いこまれそうなボールを
大木から削りとられたバットが
風のように流してゆく
でんぐり返しでもできそうな
そんな雰囲気に
拍手を浴びせたくなった
入道雲が横切った
こんなときは
方程式より高く
三平方より高く
ボールをとばしたい
空の彼方へ
雲のすき間へ
ホームランを打ちまくりたい
塁をたどって泳ぎついたら
潤された喉が懐かしくなっていることもある
そんな気分にもう一度浸れるなら
傾きかけた太陽と
いつまでもここにいたかった
それは
土佐桂浜の月に似て
月の琴と名付けたわけが
心痛いほど分かります
それは
五大州のほんのわずかな光を受けた
出島からの贈り物
五大州を愛し過ぎた
土佐風雲児からの贈り物
初めて独りで過ごした
寒い寒い霜月は
新しい国のもとにあります
だからもう心配しないで
あの時から
生きる術を失いかけたけど
命の限り、と過渡期の志士が
手がけた夜明けに身を傾け
よりかかって生きています
そんな中で
桂浜の水平線から
竜と馬とが
後ろを気にして
天に昇るのを見ました
悔やんでいるのですね
船が好きで
海を愛し
潮風の中で船を動かすという夢を持った
けれど叶えられず
夜明け前を風のように通り抜け
維新見ずして命絶え
あふれんばかりの悔やみでしょうね
月琴を思い出して
反幕佐幕に割れた民を
操りきれぬように
四弦と八柱を
巧みに操ることは難しいでしょう
だからもう心配しないで
江戸に咲いて
京に散った
あなたを片時も忘れはしない
一年生の時、ふとしたことから英語弁論暗唱大会に出場したわたしは、
三年連続同大会に出場する羽目となってしまったのです。
ここではそのことについて少し触れたいと思います。
中学に入って初めて英語を習ったわたしは、いわゆる「カタカナ発音しかできない純日本人」で、
数々の英語科の先生、AETの先生の手を焼かせました。
特に昨年は、校長先生、三年間授業を担当していただいた富田先生が
「脱カタカナ発音」への道を切り開いてくれて、とても嬉しかったです。
そのかいあって、市大会暗唱三年の部で六位という成績を修めることができ、
毎日のように唱えていたPaul Bunyanの物語にも感謝しています。
こうしてわたしが英語を学んで、それを通じて考えたことはたくさんあります。中でも…
“Rome wasn’t built in a day.”
“I just follow my nose.”
一日一日の生活、それぞれの道を歩むにあたってこれらの言葉は大切です。
そしてこの通りに本当に生きられたらいいなぁと思います。
高校になったら発達したAET制度を利用してよりいっそう英語学習に励むとともに、
中学での学習、AETのメリッサ先生と話したことを思い出してめげないようにしたいです。最後に、
I remember classmates.
Paul Bunyan was an American hero. He was a giant.So people called him Giant Paul.
When Paul was a boy, his teacher had to say, "Paul, you should not put up your hand.”Once he did that and he knocked a hole in the ceiling of the classroom.
Paul lived in the woods.
He was the best woodcutter.
He could cut down trees very well.
He was the best hunter, too.He could kill ten running deer at a time.
He had the sharp eye of the true hunter.
His sight was so good that he could shoot birds that were flying miles high.
When they fell to the ground, they were already bad.
Paul was good at playing baseball.He used a big bat made of an oak tree.
He hit any ball, and when he hit a ball, he always made a home run.He hit the ball over the horizon.
He was a good catcher.He caught any ball. His team never lost a game.
Paul ran very, very fast.
When he started running, he soon left his shadow behind.
From time to time he had to stop and say to his shadow, “Hurry up, my friend!”
He was speed itself.
He was so quick that he could blow out his bedside lamp
and jump into bed before the light went out.