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チェックアウトをしてタクシーを呼んでくれるように頼みました。
玄関前に止まっていた ハイヤー
をすすめられ、
思い切って乗ってしまったのです。
ホテルのレセプションの人に言われたのだし、
まあだいじょうぶだろうと思いました。
しかし空港に到着すると要求してきた金額はなんと180元。
行きにタクシーで払ったのが70元ですから 倍以上の金額
です。
冗談じゃねえよと思い、紙に「60」と書いて
「行きは60元しか払わなかった」と主張したら、
「これはハイヤーだから」と(多分)中国語で言うのです。
早朝だったしチップもくれてやるかと思い、
「100」と紙に書いて指を下に向けました。
運転手はダメの一点張りでしたが、
わたしが100元紙幣一枚だけ出して彼の 肩をポンポン
と叩くと、
苦い顔をして引き下がってくれました。
ボッタくられた
には違いないのでしょうが、
どうせ会社が払うんだしこんなモンでいいか、と
わたしもさすがに70とまでは書きませんでした。
イタリアの正規タクシーでも 日本人のボラレ被害
を散々聞きます。
日本人払っちゃうんです、言われた値段を。
やる方に非があるのは当然ですが、
やられない人もいるんですから被害者にも問題アリかな、と思うんです。
これについてのネタ(ホテルのお客さんの話)は腐るほどあるので、
そのうちまた披露しようと思います。
北京の空港は何だか無機的です。
モスクワ空港を思い出させます。
チェックイン・カウンターも 出国審査
も味気なし。
わたしは 手荷物検査で止められ
て、
スーツケースを開けられてしまいました。
もしや11個の肉まん没収か?
とびくびくしていると、

そうではなくて、 未開封のミネラル・ウォーター
がダメなのでした。係の人が蓋を開けて匂いを嗅ぎ、
水と分かると返してくれました。
おみやげをほとんど買っていなかったので、
空港内の免税店をウロウロしました。
ウチの親戚の中で唯一
海外在住の経験がある叔父(といっても仕事で韓国)が
「中国のおみやげといえば 甘栗
だよ」と言っていたのを思い出して、
定番の甘栗を 天津に行ったわけじゃない
のに買いました。
あとは父と弟へタバコを買いました。
ここで初日におろした元をほぼ使い果たしました。
ゲートで ハーゲンダッツのカップのアイスクリーム
を
自分で「バカだなー」と思いつつも
500円だか600円だか出して買って(前日の夕食代に相当)、
パクパク食べながら搭乗手続きを待ちます。
ハーゲンダッツのアイスには目がなくて、
成田でもいつも250円も払ってついつい食べてしまうのです。
わたしが乗るノースウエスト機の行き先は「 ミネアポリス
」。
成田ではないんです。
成田はほんの通過点。
日本人は数人見かけただけで、
ほとんどはアメリカ人のビジネスマンでした。
ミネアポリスってどこだろう?と思わず
機内誌に載っている地図で確認してしまいました。
飛行機には慣れていても
JALの成田⇔ローマにしか乗っていないものですから、
時々こんなのに乗ると感慨深いです。
他の人たちにとっては日本ではなくてアメリカが到着地点。
わたしもそこまで行ってみたくなります。
成田に着いて、みんな乗り継ぎゲートへ行ってしまい、
到着ゲートに向かうわたしは 前を見ても後ろを見ても一人
で、
帰って来たのに心細くなりました。
さて、家の中では母へのおみやげ、 水晶
が話題です。
水晶好きのウチの母。
白木屋(東急百貨店日本橋店?)の
数年前の閉店セールの時にわざわざ買っていたほど。
前日、夕飯の前に中国人で人だかりがしていた
安売りのワゴンセールの店に入って、
たいそうなケースに入っていた 蛇
模様のある水晶を買ったんです。
「水晶」うんぬんと説明の書かれたシールも
ケースに貼ってありましたから、
きっとそうじゃないかなあ、と思って。
ちなみに値段、このワゴンセール、
ワゴンの中すべて一品10元(約130円)…。
持ってみると、か… 軽い
んです。
しかし夢を抱いて母と「水晶だよねー」「本物だよねー」と
慰め合っていました。
すると父が「絶対 ガラス
だよ」と。
そしてこうも言ったのです。
「 燃やしてみれば分かる
よ、
燃えなければ水晶、溶ければガラス。」と…。
溶けちゃったら130円の夢まで溶けちゃって嫌なんで、
これはこれでよし、と保管することにしました。
ガラスでも水晶でもどちらでもいいんです。
北京で見付けた、思い出いっぱいの掘り出し物ですから。
ジェラテリア アクオリーナ 2012年07月16日
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