今回のイベントというのは、
ウチのホテルが加盟している某Cというホテル・グループの
オーストラリア支社の主催によるものです。
加盟ホテルから数軒が参加し、
現地旅行会社・メディアへの
プレゼンテーション目的の夕食会 （立食パーティ）が
オークランド、メルボルン、シドニーで各一回ずつ。
シドニーでのメディア向けのの昼食会が一回、
旅行会社でのプレゼンが
オークランドとシドニーで一度ずつ日程に入っています。

今回はC社の日本支社長TOM氏がいらっしゃったので
とても心強かったです。
イベント会場に一緒にタクシーで行こうと誘って下さいました。

16時の待ち合わせまではまだ時間があるので街を散歩してみました。

オークランドの中心地は、
ニュージーランド最大の都市といえどそれほど大きくなく、
海岸まで伸びるメイン・ストリートの両側には
飲食店や洋品店などが立ち並んでいます。
特に コンビニやファースト・フード店 が多く、
日本食の店などは一区画ごとに一つあるといっても大袈裟でないくらいです。
特にフード・コートの寿司コーナーでは
昼休みの会社員などが列に並んで寿司パックを買って行きます。
まるで日本の光景です。

街にはアジア人がとても多く、そのほとんどが 中国人移民 です。人口の半分くらいはアジア人のようでした。
日本人もローマに比べればとても多いです。

洋品店はこれから来る夏モノ、
サンダル、半袖服などを置いています。
大橋巨泉のおみやげ屋さん というのもあります。
大橋巨泉はオークランドに別荘でも持っているのかな?
その理由も納得です。
住み心地がとてもいい街ですから。
街には何でも揃っています。
物価は東京より少し高い気がしましたが、
とにかく街自体が裕福そうに見えました。
中国人もイタリア在住の中国人とは大きく違って、
服装は今風でお洒落だし、
ぱっと見だけでは日本人と区別が付きません。

何も買い物をしませんでしたが商店街を一回りして、待ち合わせ時間にホテルに戻りました。

ロビーで待っていると 浴衣姿の男性 がいます。
おっ、関係者だな、と思い挨拶に行くと、
同じCグループに加盟している
長野県松本市の旅館の若旦那なのでした。

もし松本に行かれる機会のある方はぜひご連絡下さい。
こちらの温泉旅館をおすすめします。
扉温泉の 明神館 。
数々の雑誌や
某巨大旅行会社J社のポスターにも使われたことのある旅館で、
わたしと同い年（学年が同じと判明!）の御主人の
経営姿勢の素晴らしいこと。
わたしもぜひ行ってみたいと思っています。

そうそうこの御主人齊藤氏と、C日本支社長TOM氏の3人で
ディナー会場へ向かいました。
会場は“MERCATINI”という
イタリア製家具やインテリア・グッズを売る倉庫みたいな店で、
そこで立食パーティーをしたのです。

Ｃ社はイタリアの会社なので
こういう場所を選んだらしいのです。
といっても本社からは誰も来なかったので、
仕切っていたのはひたすらオーストラリア支社の
リズとジェーンという2人の女性でした。

今回出席したホテルはさほど多くなく、
ニュージーランドから2軒、オーストラリアから1軒、
日本3軒（すべて旅館）、タイ2軒、
そしてイタリアから、つまりわたしが1人という具合でした。
このプレゼンを見に オークランドの旅行会社の人たち が来るのです。
雑誌社の出席も多かったのが気になりました。
立食パーティを兼ねたプレゼンですから、片手にグラスを持って
自分の目の前のテーブルに置いてあるウチのホテルの資料を
ちらちら見ている人がいたら
「ハ～イ、ハウ・アー・ユー?」 と声を掛けるのです。
これが慣れていないわたしにはツライんだなー。
それでもここまで来ちゃったんだから
腹をくくるしかないのですけど。

この時間の他に、リズがスクリーンを使って
出席ホテルのダイジェスト版プレゼンをやってくれました。
そして参加してくれた旅行会社や
メディアの人たちを対象としたくじ引き大会!
商品はもちろん各ホテルの 無料宿泊券 です。
あらゆる人たちと話せて名刺交換して、
とても楽しかったです。
それから同じように参加している
ホテル側の人たち同士の交流も楽しかったのです。

パーティーではおつまみ程度しか食べられなかったので、
このあとTOM氏と齊藤さんと
プーケットのツイン・パームス というホテルの
ナフちゃん（彼女も同い年でした!）と4人で
日本料理店へ行きました。
中に入ると完全に日本で、
揚げ出し豆腐 や寿司、天ぷらなどを食べました。
ウエイトレスもワーキング・ホリデーで来ている
若い学生の女の子たちで、
なんと夜10時半を過ぎるとスナックに変わり、
白いボディコン （古い?）を着たその女の子たちが
おじさんたちと飲みながらおしゃべりを始めるのです。
一同唖然でした。
TOM氏と齊藤さんはもちろん興味がありそうでしたけど。
あーおもしろいものを見ました。外国なのに。